第1戦 ボートクラブカナル22th カップ
ボートクラブカナル22th Cup CONTENTS | STORY | PATTERN | 1st STAGE RANKING |
2025年 オフィシャルトップスポンサー「HONDA MARINE」
2025年の浜名湖オープントーナメントは昨年に引き続き3年連続となる HONDA MARINE様に トップスポンサーとしてご協賛いただき開幕戦を迎えた。HONDA船外機 性能や燃費 はどのメーカーにも引けを取らない高品質!
そろそろエンジン載せ替えの方や、新たにボートを購入される方はぜひ正規取扱店である開幕戦冠スポンサーでもあるボートクラブカナルへお問い合わせいただきたい。
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詳細は今回冠スポンサーを務めていただいた「浜名湖ボートクラブカナル」へお問い合わせください
前日までの状況
今年も昨年同様、桜の開花~満開が遅かったため水温も比較的低めで推移していたが、ここ数日は安定した気温となり平年並みの水温となっていた。しかしながら雨量は多い日もあり、魚が釣れるパターンやコンディションは流動的、水質もコロコロ変わるためいつもの難しい浜名湖が顔を見せ始めていた。
前日に関しては、高気圧真っただ中 南からのゆるい風もあり 気温28度 すでに夏を感じさせる穏やかな陽気だった。
ボートクラブカナル22th カップ 当日のコンディション
第1戦の冠スポンサーは昨年に続き「ボートクラブカナル」様でした。ありがとうございます。
朝の受付時は曇り空、風はなく今日も穏やかな予報、途中もしかすると小雨が降るかもしれないという静かな状況で開幕戦を迎えた。
当日のタイドは小潮、スタート後数時間は 上げ潮、途中から下げに変わるが小潮だけにそんなに動く潮回りではないためそう簡単ではないと予測された。
案の定、帰着した選手から「潮が全く動かなかった」という声も聞かれた
開幕戦は70名の参加者でスタート!
2025年開幕戦は70名の参加者でスタートとなり選手は思い思いのポイントへと散って行った。
近年の浜名湖ではクロダイ&キビレのブリーム系が釣果を席巻し、この2魚種をいかに攻略するかがキーになっているのは間違いない。
しかし昨年 2024年の開幕戦は シーバス3本で優勝、この第1戦は昨年開幕戦と同時期ということもあり シーバスをキャッチ出来れば十分、上位入賞も期待できる状況ではあった。
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昨年の再来か?浜名湖シーバスのポテンシャル
トーナメントタイム中、静かな時間が流れていく中、11時過ぎ 大会会場に突然「事前ウエインお願いします」の声が響いた。
HOT2024 第1戦 第5位 2024年間15位の白井選手!。
見ると70cm弱のシーバスを持ち込み事前ウエイイン。蘇生を頑張ったがすぐにひっくり返るということで急いで会場のボートクラブカナルに戻ってきた。
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このシーバスが 2,810gとなり、事前ウエイインのマイナス100gで2,710gのナイスフィッシュを持ち込み、ウエイトのベースを作った!
なんと白井選手!もう1本シーバスを持っていると言う情報だけ我々HOTスタッフに伝え、再び湖上に向かっていった。
今回、HOT運営スタッフでは優勝予想ウエイトを3,700gから4,000gと予測しており、この時点で我々HOT運営スタッフはもしこの大会に出場していたとしたら負けていた…とシーバスのポテンシャルを思い知らされるウエイインとなった。
勝負を分けたシーバスの存在感
ウエイインが始まり今年は正直小ぶりの魚が多かった。いつものようにクロダイ&キビレが多くマゴチもちらほら。
シーバスに関しては数が少なくキロ未満のキビレが多い印象を受けた。
決して多いわけではないが、コンディションが整っているマゴチも若干ウエイインされ、復活まではまだほど遠いが貴重なゲームフィッシュとしてHOTとしても大切に扱いたいと思う。
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優勝はぶっちぎり!!文句なし
そして優勝は…、事前ウエイインを行った「白井知弘」選手!。
シーバス2本(2本同サイズ)+キビレ1本。3本きっちりリミットメイクで合計ウエイトは 6,475g(事前ウエイインのマイナス100g引いた合計)。
なんと2位との差、“2,960g” 超ぶっちぎりの優勝となった。
朝から細江湖 都田川河口周辺でとにかくシーバスにこだわって勝負。
シーバス2本とキビレをキャッチし、シーバス3本でのリミットメイクを目指したが、1本シーバスがライブウェル内で横になりかけている状況で会場となる村櫛「ボートクラブカナル」に向かう判断をしたそう。
白井選手は和船の9.9馬力。細江湖から村櫛までは約30分。残り時間との駆け引きで事前ウエイインするという決断となった。
この白井選手の判断が功を奏しペナルティーがあるものの見事優勝を勝ち取った。
万が一、デットフィッシュとなっていた場合と考えると、2位のいい勝負だったのでは?と言う勝敗を分ける決断だったのではないだろうか?。
準優勝以下上位のパターン
準優勝はクロダイ×2、キビレ×1のミックスバッグで3,515gをウエイインした「鈴木孝啓」選手。
鈴木選手のお立ち台は久々、今日 鈴木孝啓選手にはプレスが同船しており、見事に浜名湖での戦略をプレスの方に見ていただく結果になりこれぞ!浜名湖オープントーナメントという結果になったことがHOT運営スタッフもうれしくなった開幕戦となった。
3kg台が3名、2kg台が22名と僅差の大会となった2025開幕戦。参加選手は口をそろえて「釣れない」という渋い結果になった。
しかし、この浜名湖オープントーナメント、確実にレベルはここ数年間で上がっており今後もさらなるソルトルアーの盛り上がり、またここ浜名湖の盛り上がりを期待したい。