第3戦 LEGIT DESIGN カップ
LEGIT DESIGN Cup CONTENTS | STORY | PATTERN | 3rd STAGE RANKING |
HONDA MARINE 浜名湖オープントーナメント2025
年々 夏の気温が最高値を更新し続ける昨今。
ここ浜名湖も この夏は過去最高と思いたくなるぐらいの夏だった。
そんな真夏の気候がやや落ち着きを見せたここ数日、HOT2025第3戦の夜明けは雨模様となった。
第3戦の冠スポンサーは「LEGIT DESIGN」様
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(レジットデザイン株式会社 新谷様 ご挨拶) |
浜名湖オープントーナメントとしては初めて、冠スポンサーを受けていただきHOT運営としても大変うれしく思います。
LEGIT DESIGNは 元々ブラックバス向けのロッド開発、販売を手掛けるバス業界では知名度が高いロッドブランド。
今ではソルト用も充実してきており 浜名湖アングラーも最適な機種がそろっている。
浜名湖向けとしては…
SKUAD SKC76ML-CHINING フリーリグに最適。
またLEGIT DESIGN フィールドスタッフでもあり HOT常連の栁館慶治選手 完全監修の…
SKUAD SKS67L+ Technical BOTOM WIND SPECIAL
SKUAD SKS70ML INSHORE GAME BOTOM WIND SPECIAL
そのほか HOTでもLEGIT DESIGNロッドを使用する方も多く 今後の展開が見逃せない!
前日までの状況
冒頭でも述べたように 少しだけ秋を感じる気候になったとはいえ、これが2日前の話。
先週の土日はまだまだ夏の気候。
浜名湖の水温も、やや低下気味と言いつつ まだ高い水温を保っていた。
ここ1週間程度でやっとまとまった雨も降り夏終盤の浜名湖という状況。
釣果のほうは、ブリーム系を中心に数はそこそこ
しかし、そのブリーム系でもキロを超える魚は難易度 高!。
9月特有のキビレに関しては極端に難しくなるといういつもの9月という感じ。
シーバスに関しても狙って釣れても40~55止まりが多く、キロ有るか無いかの状況。
作戦としてはブリーム系でリミットをそろえ、1本シーバスを追加する。
もしくは、朝一番のモーニングタイムでシーバスを狙い、残り時間でブリーム系を狙う形という選手が多く居た。
ブリーム系の狙い方
釣れると言ってもそんな簡単じゃない!。
ここ数年、参加選手はメキメキと力を付けているフリーリグ、またはボトムワインドはこの9月秋に難しくなる・・・。
その進化型の ライトなボトムワインドも。
その他、今回注目すべきはTOPので水面系。選手のプラクティスの状況を聞くと、
「TOPがよかった!」「TOPでしかつれない」という声が多く感じ各選手の作戦がリミットメイクのカギになるという状況だった。
当日のコンディション
9月21日、日の出前となる受付前5:30。会場となる浜名湖ボートクラブカナルでは雨が降っていた。
予報では1時間もすれば止む予報となりゆっくりと日の出を迎えた。雨の影響もあり、受付は屋内ボートクラブカナル サロン内で行われた。
ミーティング時にはすっかり晴れ間も見え各選手スタート切った。
当日のコンディションは大潮2日目、朝のうち満潮へ向かい後半お昼はド干潮、潮位の差が激しい日となる。
しかも少々西風が吹く予報(7m前後)。
雲の切れ目もあり気温上昇もある。ましては風も吹くということでHOT恒例のお昼に吹く風!。この風をつかむことがキーにもなると予測した。
第3戦 LEGITDESIGNカップは69名の参加選手でスタート
まず今回「第3戦 LEGITDESIGNカップ」の予想をしよう。
9月の浜名湖。クロダイが1本1,200~800gとみてMAX3,600。
このMAX3,600gをブリーム系(クロダイ&キビレ)でそろえるのはプラクティスの状況を考えると相当難しい・・・。
どうしても キロ無い魚が入ると予測。
そう考えたときに・・・、1,200g、1,000g、850g 合計3,050gとなる。
優勝が3,050gで収まるハズがないというプランを立て、ここからキッカーフィッシュとなるシーバスをGETした選手が抜き出るという形。
昨年の第3戦を振り返るとキビレでリミットメイクした後、シーバスにシフトチェンジで1本GET。
結果3,720gで優勝という結果。
全体的にレベルが上がっているHOT参加者。昨年と同様のパターンでウエイトを作り上げてくるのではないか?ということで・・・。
予想優勝ウエイトはシーバス2kgが入って4,200gと予想!
厳しいはキビシイなりの浜名湖とHOT参加選手の実力
12:30、ウエイインが始まり続々と選手が帰着し検量の列が出来た。
ウエイインされる魚はほぼブリーム系。
クロダイが多く予想通り1キロに満たない魚が数多く見られた。
参加選手に聞くと「ノンキーパー地獄」「手のひらサイズが多かった」という声が多く聞かれた。
中にはここ最近では少なくなったマゴチ3本でのリミットメイクも見られたがとにかくクロダイの多さが非常に身だった試合となった。
第3戦 でウェイインされた魚は全部で109本(第2戦は108本、第1戦は102本)。
その中でシーバスのウエイインはたった2本・・・。
今までシーバスがここまで釣れなかったという大会は記憶に無い。
ブリーム系を狙う選手が多くなったことも事実としてあるが シーバスを狙い外す・・という苦い経験をしている選手もきっと多いはず。
しかしHOT参加選手の実力は ここ数年、ウェイインするということでは確実に上がっていることも証明ができる。
まず、ウエイイン率 ここ数年は57%~68%がほとんど。
今から10年前では35~50%のウエイイン率。
浜名湖は難しいと言われていたHOT創設期に関しては 20%に満たない時期が長年続いた。
ここ数年、毎戦シーバスを狙っている選手は多い。シーバスは潮位や潮流、タイミングのかみ合いで爆発も不発もありまさに天国と地獄。特にHOTの場合デイゲームで限られたとトーナメントタイムにて難易度も上がる。
一方ブリーム系、浜名湖ではTOPから始まりボトムワインド、フリーリグと今やいろいろなメゾットが生まれている。
ポッパーなどTOPにしても、あらゆるルアーや釣り方、操作方法などいまだに新しいモデルがdebutする。
ボトムワインドに関してもルアーのカラー、サイズ、フック、アクション方法など 細かく研究し追及をしていることが良くわかる。
フリーリグも同様。
浜名湖だけとは言わないが全国でいろいろな釣り方が追及され進化していく。
そこにHOT参加選手も追従していることが良くわかる。
もう1度シーバスの話に戻る・・・
浜名湖のシーバス ブリーム系と比較して進化しているだろうか?。
もしかすると浜名湖のシーバスの難易度が高い、または個体数の少なさなどが影響かもしれないが、新しいメソッドなど このHOTでここ数年生まれてないことも事実としてある。
難しいことは筆者も実感しているが釣れる魚への追求心のほうがアングラーの心をくすぐるのかも知れない。
今回の結果のように 浜名湖のアングラー HOT参加者の実力は確実に上がっていると思うし、これからもまだまだ未知数の可能性を秘めていると思っている。
今後、シーバスの新メソッドやヒラメの新メソッドが出てくるのかもしれないと期待したい!
優勝は 浜名湖1の実力者!
HOT2025 第3戦の優勝は混戦を勝ち抜いた3年連続年間チャンピオンの黒田健史選手!。
優勝のウエイトは3,795g。2位の藤原選手とは45g差。
混戦を勝ち抜き見事優勝となった!
黒田選手は年間ランキング暫定1位で、この優勝でさらにポイント差を広げた形となった。
黒田選手はクロダイ1本、キビレ2本と 終始ブリーム系を狙いウエイトを上げていったとのこと。
今までシークレットとしてきたメソッドを公開していただいた。
黒田選手に関してはもはやHOT参加者 誰もが認める実力者。
今回も仕事が忙しく、浜名湖には出れていなかったにも拘らず、前日の数時間のプラクティスと釣りのうまさでブランクをカバーする。
とんでもない偉業を簡単にやりこなす存在。
参加選手みんなの想いは・・・。悔しいけど強い。これはみんなが認める実力でもある。
黒田選手!優勝おめでとうございます!
第3戦 会場メーカーブース
本日の LEGIT DESIGNカップ。
LEGIT DESIGN様のブース出展がありました。
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また、今シーズンご協賛していただきました「株式会社ミズノマリン様」。
急遽 ノルウェーデザイン 小型高速ボート(Seastorm Bort17)の試乗会が開催されました。
なかなか面白いボートでした!
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LEGIT DESIGN様。ミズノマリン様。ありがとうございました。
最終戦「結婚相談所 アイクル」カップ
次回開催は11/30(日)「結婚相談所 アイクル」カップとなります!。
いよいよ2025シーズン最終戦です。
最終戦は楽しみなことがいっぱいな予感?!。
ぜひお友達をお誘いご参加ください!。
みなさまの参加、お待ちしております!
~浜名湖オープントーナメント実行委員会~