第4戦 SUNLINE カップ 結果
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2024年 オフィシャルトップスポンサー「HONDA MARINE」
HONDA MARINE浜名湖オープントーナメント2024の最終戦が11月24日に開催された。
昨年に引き続き、2024シーズンもオフィシャルトップスポンサーとしてHONDA MARINE様が完全サポートという形で開催してきたHOT2024シーズンもいよいよ最終戦を迎えることとなった。
今シーズンもHOTオフィシャルトップスポンサーのHONDA MARINE様よりシリーズチャンピオンの副賞として、HONDA製船外機「BF15」が贈呈されHONDA MARINE様の熱意を非常に感じるシリーズとなった。
2年連続のご厚意、大変感謝しております。
本田技研工業様、ありがとうございました。
第4戦 SUNLINE カップ
HOT第4戦の冠スポンサーはHOT創世記からサポートいただいておりますサンライン様。
今回は表彰台5名に贈られる賞品を浜名湖スペシャルセットとしてサンライン製品にてご用意いただき本当にありがとうございました!
一部、提供製品をご紹介すると、
・オールマイト0.6号、0.8号、1号(浜名湖ボトムワインドやチニングに最適なシンキングPEライン)
・キャリアハイ6 0.8号、1号、1.2号(珍しい6本ヨリPEでシーバスやチヌトップに最適なPEライン)
・メガスラムX8 6号(ビッグベイト専用8本ヨリPEライン)
・ツナギートFC 14lb. 16lb.(特殊表面処理でゴム質に近いクッション性を搭載したフロロリーダーでシーバス・チニング・ボトムワインド等浜名湖の釣りに最適)
・パワフルカットちゃん(ラインメーカーが造るめちゃくちゃ使いやすいラインカッター)
などなど、
本当に浜名湖で使えるスペックのみを厳選した賞品に運営スタッフもシビレました。上記製品はぜひHOT協賛ショップのイシグロ各店ならびに上州屋各店にて取り扱っておりますのでぜひ手に取ってみてください。店頭に無い場合はお気軽に店員さんへ!お取り寄せしてくれると思います!。
さて、秋の浜名湖!ここ数年、晩秋の浜名湖のパターンはと言えば…、「杭絡みのシーバス」と想像がつく。
11月の寒くなったこの時期、参加選手誰もが シーバスパターンを戦略に入れるはず。
今シーズン、HOT運営はあえて時期をギリギリまで遅らせた日程を組ませて頂いた。
実は過去2回、11月末と12月初旬に最終戦を組ませて頂いた経緯があり、これはもっと気温、水温が下がった時期をHOT参加選手がどう攻略するか?もう1つは浜名湖のボートシーバスは11月までと言う常識を覆すため、そこに地元販売店や釣り具企業様がシーズンオフを少しでも後ろに伸ばす…という戦略の元、時期を後ろにずらした日程を組ませていただいた。
しかし、過去2回、予想を大きく覆す暖冬。10月下旬レベルまで気温上昇し我々の作戦が崩れていった経緯があった。
そして2024シーズン。再度チャレンジということで11月最終週に第4戦を設定。
過去一番寒い最終戦となった。
11月の浜名湖
まず冒頭でも述べたように シーバスの動きが気になるところ…。
第4戦を11月最終週に伸ばした影響がどのぐらい出るのか?。
ここは浜名湖アングラーが昔から呼んでいる「シーバス祭り」の開催状況から振り返ってみる。
多少のズレはご愛敬ですが、第1回が10月20日前後、続いて11月10日前後。
この2回に関しては長くは続かず2,3日で終了というペース。
どのアングラーも 長くは続かない…とぼやく始末。
このまま冬を迎えるのか? それともまだまだシーバス祭りは開催されるのか?。
前週プラクティスに関しては 全く渋い状況となってしまった
一方で、クロダイキビレのブリーム系。
こちらは安定的に釣れており、ビックサイズは出ないものの800~1200gはフリーリグやボトムワインドでキャッチできる可能性は秘めていた。
しかし決して楽な展開ではなくアングラーの技術と魚が着くポイントを把握していなければノーフィッシュも十分あり得る展開が予想された。
大会前 前日状況
前日となる11月23日、浜名湖は冬型の気圧配置となり冷たい風が朝から吹きまくっていた。
風の影響で、前日プラクティスを十分にできない選手が続出、風裏となる 庄内湖、各水路に選手が固まっており本湖までプラクティスに行くには勇気がいる状況となった。
しかし、この風裏でも釣る人は釣る! シーバスが釣れていた。しかも大型!。
大型シーバスはデカい個体は4㎏超え、2㎏フィッシュも数多く見られたという情報と安定的に釣れている クロダイ、キビレ。
こちらも3本リミットメイク出来るであろう計算をたてている選手が多く居ると感じた。
そしてもう1つのパターンとしてマゴチ。
こちらも釣れている…という情報もチラホラ 釣れればデカいということもあり戦略としてマゴチ狙い、運が良かったらデカヒラメもというパターンも存在し翌日のSUNLINEカップが非常に楽しみな展開になっていた。
最終戦!朝の天気は曇り空
前日の夜から早朝にかけて予想外な雨が降り この雨が最終戦に影響するのでは?と思うような寒い朝。
何とか雨も上がり 徐々に天気は快晴になる見込み 風もそこまで吹かない予報。
参加選手は76名(女性1名、小学性3名)。
各選手 思いのエリアにスタートして行った。
2024シーズン最終戦もクロダイvsシーバスの一騎打ち
スタート後、まず最初に会場に慌てて帰ってきた選手がいた。
「エラに入って魚がピンチだ」と事前ウエインにやってきた。
柳館選手の持ち込んだシーバスは2,060g。ナイスなシーバスで事前ウエイイン。
さらにデカいシーバスを持っているというと3本目を狙いに再スタートして行った
13:00ウエイインスタート
まさにシーバスvsクロダイ/キビレな状態
さすが秋の浜名湖、シーバスの体高がデカい!マンマルしたシーバスが次々とウエイインされており秋のポテンシャルを感じる状況となった。
ウエイイン前半はシーバスのハイウエイトが連発。
今日の結果はどうなってしまうのか???と思わせるようなビックシーバスが続々とウエイイン。
まず会場を沸かせたのは 神谷選手!。デカシーバスを3本ウエイイン。
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ウエイインバックの中でデカいシーバスが苦しそうにしている姿が脳裏に焼き付く。
そして次にパンパンなお腹のシーバスを3本ウエイインしたのは西土選手!。3本ともスーパービックでは無いものの太さがあり会場を沸かす。
さらにご家族で参加されている内山ファミリー。ご夫婦でHOT一番大きいウエイインバックを運んで来られご夫婦で検量!。
まず奥様の美帆選手。ナイスサイズのシーバス2本をウエイイン。
そしてご主人豊宣選手。こちらも仲良く2本のナイスシーバスをウエイイン。
お二人とも最高の笑顔を頂きました。おめでとうございます!。
トッププロの参戦!
浜名湖オープントーナメントというと絶対王者の黒田健史プロが長きにわたって参戦しておりその強さは誰もが知っているが、最終戦では黒田プロの呼び掛けになんと同じJB(日本バスプロ協会)TOP50プロである野村俊介プロと五十嵐誠プロにも参戦していただいた。
両プロともに浜名湖での釣りは数回程度、前日歴プラクティスで初めて航路を知る…という状態であり、本戦ではお2人で同船して使用するボートはレンタル和船という装備&条件。浜名湖を熟知している皆さんであればすぐに理解できると思うが、通常であればこのような条件で参加する方はいくら釣りが上手くても魚が1本釣れるかどうか、という結果になるのが普通であり、そんなに甘くない浜名湖を思い知るというのが規定路線。
五十嵐プロ シーバス、クロダイ、キビレのミックスバックできっちりリミットメイク。なんと初参加で4,545g。 |
野村プロ シーバス、クロダイ2本でこちらも当然のようにリミットメイク。初参加で4,770g。 |
しかし、先に結果を言ってしまえば野村プロが7位、五十嵐プロが8位、両名ともにブリーム系でベースウエイトを作りキッカーとなるシーバスを入れてミックスバッグとしてウエイトを上げるというHOT参加者であれば誰もが狙うものの、そう簡単にはいかずに跳ね返されることをアッサリとやってのける驚愕の事実。これこそ日本のトッププロの実力、物凄い技術力、洞察力、判断力である。
そして今回、お二人のトッププロが参戦しその戦いぶりを目の当たりにすることができた方はそれを自分のレベルアップに活かせるかどうかが本当の意味での野村プロと五十嵐プロからのメッセージでもあると思う。なぜこのような結果をトッププロは出せるのか?、なぜ経験値の低いフィールドでも釣れるのか?、その違いに気付けるかが今後のレベルアップのスピードと質を左右する…。
トッププロのすごさを目の当たりにする結果となった。
シーバスもクロダイもキビレもまんべんなくウエイインされ、優勝の行方はシーバスかな?という空気感が伝わっていた。
2024シーズン 年間チャンピオンは誰の手に
年間優勝が掛かった3選手…。
第3戦終了時点の暫定順位。
まずは順位のおさらい。
TPO独走中の「黒田健史」選手(110p)。
2位 5ポイント差を追う「持田元貴」選手(105p)。
3位 6ポイント差を追う「大角嵩宝」選手(104p)。
まずは黒田選手。
会場に戻り黒田選手が「めちゃめちゃ釣れてるじゃん これやばいぞ!」と叫び
いよいよウエイイン。
ナイスなクロダイ1本とナイスなキビレ2本、トータル2,875g
3,000g前後がひしめき合う結果から…結果はいかに。
まず第4戦の優勝者はシーバス3本を持ち込んだ神谷吉和選手がうれしい初優勝!。優勝ウエイトは6,830g。
惜しくも準優勝が、こちらも3本のシーバスを持ち込んだ髙木圭太選手。ウエイトは6,320g。
第3位は西土佳佑選手。シーバス3本で5,260g。
第4位はHOT常連の柳館慶治選手。シーバス2本とキビレ1本、トータル5,090g。事前ウエイインから入れ替えがシーバスで出来なかったとのこと。
第5位はこちらも若手の有望株、伊原諒選手。シーバス1本、クロダイ2本、トータル5,080g。
優勝の神谷選手他、上位5名には冠スポンサーのSUNLINE様より豪華サンライン製品が贈呈された。
神谷選手 初優勝おめでとうございます!。
そして年間チャンピオンの行方
今シーズンも黒田健史選手が2024シーズンのチャンピオンとなった。
黒田健史選手、年間チャンピオンおめでとうございます。
年間チャンピオンの黒田健史選手には本田技研工業株式会社様より「HONDA製 船外機 BF15」が贈呈された。
また今シーズンHOTグランドスポンサーでもある、KEITECH様、BKK様、StreamTrail様がこの第4戦のブース出展をしていただきました。本当にありがとうございました。
StreamTrail様 |
BKK様 |
KEITECH様 |
HONDA MARINE浜名湖オープントーナメント2024
事故も無く 全日程を終了いたしました。
今年度、ご協賛していただきました企業様、本当にありがとうございました。
また、今年 参加していただいた選手の方々、本当にありがとうございました。
来年度2025シーズンもさらに盛り上げられるよう頑張りますので来シーズンもどうぞよろしくお願いいたします。
2024シーズン。1年間ありがとうございました。
浜名湖オープントーナメント
柴田/小野田/前原