第1戦 ボートクラブ カナル21th カップ 結果
ボートクラブカナル21th Cup CONTENTS | STORY | PATTERN | 1st STAGE RANKING |
オフィシャルトップスポンサー「HONDA MARINE」
2024年の浜名湖オープントーナメントは昨年に引き続きHONDA MARINE様にトップスポンサーとしてご協賛いただきました。
HONDA船外機BF9.9~BF60の価格改定が2024年4月2日に発表され『値下げ』となっているため、そろそろエンジン載せ替えの方や、新たにボートを購入される方はぜひ正規取扱店である開幕戦冠スポンサーでもあるボートクラブカナルへお問い合わせいただきたい。
(写真は本田技研工業株式会社 福田様)
前日までの状況
例年より桜の開花~満開が遅かったため水温も比較的低めで推移していたが、ここ数日は安定した気温となり平年並みの水温となっていた。しかしながら雨量は多い日もあり、魚が釣れるパターンやコンディションは流動的、水質もコロコロ変わるためいつもの難しい浜名湖が顔を見せ始めていた。
「ボートクラブ カナル21th カップ」当日のコンディション
開幕戦「ボートクラブ カナル21th カップ」当日は雨予報。ただ、朝の受付時はほとんど降雨はなくスタート後には青空がのぞき日が出れば少々暑さも感じるほどであった。しかし、天候は目まぐるしく変化し風も強くなったり弱くなったりを繰り返した。昼近くになると雲は厚くなり風も出て帰着後に雨が降り出すというコディションでタイドは中潮、スタート後から帰着までずっと下げのタイミングだった。
開幕戦は67名の参加者でスタート!
2024年開幕戦は67名の参加者でスタートとなり選手は思い思いのポイントへと散って行った。近年の浜名湖ではクロダイ&キビレのブリーム系が釣果を席巻し、この2魚種をいかに攻略するかがキーになっているのは間違いない。昨年は特にシーバスが不調で、一発を狙って深追いするとあっさり撃沈という選手が目立ったのも事実だ。そういった傾向もありプラクティスではブリーム系を中心に魚を探し、少しでもウエイトアップできるエリアや釣り方、ルアーを研究するといった流れが今回は特に支持を得ていたように思う。
反逆のシーバス
しかし、そんな傾向はスタート後1時間あまりで覆されることになった。まず事前ウエイインに会場へ戻ってきたのはボートクラブカナルを拠点に浜名湖内ガイドを展開しているH.Tガイドサービスの高橋選手。グッドサイズのシーバスを手にすでに2本キャッチしているという。その内弱ってしまっているシーバス1本を事前ウエイインへ申請。検量の結果は2,195gで事前のためここから-100gがスコア計上される。
そして高橋選手がリスタートした後さらに会場へボートが滑り込む。スタッフ全員が「デカい」と唸る70クラスのシーバス。持ち込んだのは鈴木利幸選手でウエイトは1本で3,160gあり、これだけでレギュラーサイズのキビレ3本分以上のウエイトがある。まるで秋に開催されるHOTのような事前ウエイインの連続に今年の浜名湖のポテンシャルが何か違うことを感じずにはいられない。
勝負を分けたシーバスの存在感
ウエイインが始まると非常に釣れている。いつものようにクロダイ&キビレが多くマゴチもちらほら。そしてシーバスのサイズが良い。決して多いわけではないが、コンディションが整っているシーバスが目立ち明らかにリミットを取る上でキッカーとなり得るサイズばかりだ。結果的には8名の選手がシーバスを持ち込み、内7名がトップ10フィニッシュとなっている。そして表彰台5名は全員1本以上シーバスをキャッチしており、開幕戦の表彰台に乗るにはブリーム系とのミックスバッグが必須だったことが明らかとなったのである。
優勝はぶっちぎり!!
そして優勝は必須のミックスバッグを超える驚愕の『シーバスでリミットメイク』を達成した鈴木利幸選手!事前ウエイインのビッグシーバスの他にもナイスサイズを揃え5,830gで嬉しいHOT初お立ち台がてっぺんの優勝となった。数週間前から完璧にシーバスの動きを捉え、前日プラクティスではあえて触らずに封印し当日に合わせるプランがハマり準優勝と約1,500g差という圧倒的なウエイトを叩き出すことに成功。エリアは庄内湖奥の杭エリアでバイブレーション系ルアーで攻略した。10本以上のバラシがあったというが完全にパターンにハメた圧勝であった。
準優勝以下上位のパターン
準優勝はシーバス×2クロダイ×1のミックスバッグで4,365gをウエイインした持田元貴選手。浜名湖では特にデイゲームで使うアングラーは極端に少ないであろう微波動系バイブレーションプラグをメインにリミットメイク。第3位は事前ウエイインのシーバスの他クロダイ&キビレを持ち込んで4,325gまでウエイトを高めた高橋弘光選手。1本目のクロダイは水面付近を意識している個体をポッパーで狙い撃ちで仕留めた。第4位は守田耕平選手で猪鼻湖でボトムワインドを駆使してシーバス×2を、バイブレーションでクロダイをキャッチして4,210gをウエイインした。そして第5位はシーバスをケイテック・スイングインパクトのスイミングで、キビレ×2をスミス・コーヴァイチュウの10gフリーリグでキャッチして4,170gを持ち込んだ白井友弘選手が滑り込んだ。
さて、第2戦メガバスCUPは6月16日に開催予定! 浜名湖ベストシーズンですので、ぜひお仲間をお誘いあわせの上みんなでHOTを楽しみましょう!
みなさまのご参加お待ちしております!!