第2戦 Megabass CUP 結果
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HOT2022 第2戦 Megabass CUP
浜名湖オープントーナメント2022 G‐FISHING / GARMINシリーズ 第2戦『Megabassカップ』が7/10(日)に開催された。
まだまだ続くコロナ
2020年から始まった新型コロナウィルスの影響も、やや落ち着きを見せていた中、この2週間ほどで徐々に感染者が増加傾向ではあったが、浜名湖オープントーナメントでは感染対策を今まで同様 継続させ安全にトーナメント開催できるよう運営を行っていく。
今回のMegabassカップにおいても、朝の受付時の検温+アルコール消毒を実施を行った。今回もコロナ禍での新しい生活様式に慣れた参加選手のおかげでスムーズな受付となった。
また今大会にて、先日発生した 浜名湖でのボート接触事故の件をもう1度深く考える意味で、朝の受付時に小型船舶操縦免許証の確認をさせて頂いた。
もちろん参加選手 ボーダーエントリーの方は全員 問題は無く船長としての責任も確認することが出来た。
朝のミーティングでは、今回の6/19(日)の事故の件に加え昨年、同じ浜名湖で発生した 11/13(日)の事故の件。
さらに 6/19(日)河口湖でブラックバストーナメント時、発生した事故の件。
3つの事故事例を説明し、浜名湖内、HOT大会での事故発生可能性、またプライベート時の事故の可能性をもう1度、参加選手に注意喚起させていただいた。
明日は我が身。安全なフィールド、また安全で楽しいオープントーナメントを目指すためには事故は絶対に発生させてはならない。
浜名湖オープントーナメントは今後も安全なトーナメントを目指して行く。
第2戦メインスポンサーは「Megabass」
世界に誇る地元企業! 浜名湖用タックルはもちろん!ブラックバスやトラウト等、幅広く製造、販売をしている。
HOT創設時よりお世話になっているMegabass様。
HOT歴史上、一番ウイニングルアーになっていると思われる地元メーカー様。
「ライブXマーゲイ」「バイブレーションX」「X-80シリーズ」「ポッピングダック」などHOTの歴史に名を刻んだルアーは数多い。
今年も沢山の商品をご協賛頂き本当に感謝している。
浜名湖の状況
第2戦となる7月。 少し前の6月下旬、例年に無く異常に早い梅雨明けが6/27に宣言され暑い日が続いていた。
梅雨明けが早かったことから、浜名湖のTOPがすでに開幕し各地で釣果が聞こえてきた。
今年もクロダイが異常に多く、TOPに反応する個体は比較的大きなサイズがキャッチできていた。
最近の日本の夏、暑さといえば夕方発生するゲリラ豪雨。この浜名湖でもしっかり恩恵?を受けることになる。
7月、Megabassカップまで1週間となったトーナメントウイーク。夕方 4時を過ぎると決まって真っ黒な積乱雲が立ち込め一瞬で雷を伴う豪雨に。
これが3日ほど続き、浜名湖の状況も少しづつ変化していくことになる。
週後半になると少しづつ雨の量は減少したものの、流入河川から流れ込んだ茶色い水はMegabassカップにどう影響されるかが今回のキーにもなった。
前日プラクティス
試合前日の土曜日は晴れ。風もさほど吹かず各選手、ポイントの反応を確かめて行った。
そんな中、各選手の様子を見ると、シャローをトップで攻める選手、フリーリグでピンスポットを攻める選手。
マンメイドストラクチャーを攻める選手。
さらに!浜名湖では定番となったボトムワインドで攻める選手と様々。
ほとんどの選手がクロダイ、キビレ、マゴチを狙いキーパーをそろえる作戦のように感じた。
プラクティスを終え、各選手が心配していたこと「今夜 まとまった雨が降る」ということ。
どれだけの降水量かが天気予報では読み切れず不安要素を残す形となっていた。
<写真:当日の朝 カナル前水路の様子 低気圧接近の影響で水位が上昇 さらに昨夜の雨で濁りが発生>
大会当日
7/9 夜から7/10 に日付が変わること 会場となる浜名湖周辺では記録的な豪雨が降った。
浜松市では避難勧告通知が鳴りやまず局地的な雨が降っていた。
朝、浜名湖北側の浜松市北区細江町湖岸沿いの362号線は大雨の影響で崖崩れ発生で通行止めに。
当然、浜名湖湖面もどちゃ濁り状態。
会場のボートクラブカナル前も茶色く濁っていた。
何とかトラブルもなく会場入りして頂き受付スタート。
参加者は93名(女性2名、小学生2名)
この濁りの中、各選手狙っていた魚をどう攻めるか?また狙った魚が留まっているかが今回第2戦のポイントとなった。
そんな中、58名の選手がウェイイン。
・シーバス:7本
・クロダイ:44本
・キビレ:60本
・マゴチ:13本
・ヒラメ:3本
合計127本の魚がウェイインされた。
大会結果
優勝はシーバス狙いの石塚選手!。
大会中、10:20頃 会場となるボートクラブカナルへ戻ってきた石塚選手。
「事前ウェイインを」と持ち込んだ魚はシーバス2本(約60cmと約50cm)。
この時のウェイトが3,940gとなりいきなり4kg弱を持ち込んだ。
(事前ウェイインはルール上 100g/匹のペナルティ 今回は2本の事前ウェイインで-200g)
石塚選手に聞くと「もう1本 ライブウェルに居るがサイズがいまいち。入れ替えに行ってくる」と言い残し再び出航して行った。
13:00の帰着後、結局入れ替えは出来ずに残りの1本をウェイインし、合計 4,760gで先行逃げ切り。見事念願の初優勝を果たした。
2位にはHOT若手のホープ! 伊藤彰選手。
3週間前から狙っていたエリアで1日粘り倒しとにかくたくさんの魚をキャッチし入れ替えを繰り返し自己最高の準優勝。
3位にはこちらも最近、メキメキと力を付けている持田選手。
2位伊藤選手と同エリアで釣りまくり195g差で悔しい3位となった。
大雨の影響は少なからずあった。
真水が入ったことにより塩分濃度が変化したエリア。水中で塩分と真水とのサーモクラインが発生。
表層のみ濁って中層以深はクリアーという箇所が数多く存在した。
シャローを狙った選手は 「濁りで反応しない」と言っている選手。かたや「濁っててもめちゃくちゃ反応する 濁りは関係ない!」と言っている選手が二分された印象で、魚のポジション、や水の動き(カレント)を掴んでいた選手が表彰台に立つ結果となった。
~浜名湖オープントーナメント実行委員会~