第3戦 YAMAHA & Megabass CUP 結果

 YAMAHA & Megabass Cup CONTENTS | STORY | PATTERN |  3rd STAGE RANKING |

 YAMAHA    Megabass

HOT 第3戦 YAMAHA & Megabass CUP

 今回の冠スポンサーは『YAMAHA』様と『Megabass』様。HOT創成期よりご協賛いただいており今年も多大なるご協力をいただきました。

 正に世界の『YAMAHA』としてその船外機の世界シェアは約40%であり、販売台数は世界首位。4ストロークシリーズは2馬力から350馬力まで幅広いラインナップとなっており、パワー・燃費・加速性能・静粛性はもちろん素晴らしく、豊富なフィッシングボートラインナップも非常に魅力的であります。浜名湖でもベイフィッシャーシリーズやSR-Xシリーズなどの人気が高く、釣りがしやすいボートの代名詞的な存在となっています。

 そしてこちらも日本が誇る世界の『Megabass』。メイドインジャパンのハイクオリティ・フィッシングツールを世界のアングラーに知らしめたブランドのひとつと言っても過言ではないでしょう。これまでも「Ⅹ-80」シリーズや、「Live-Xマーゲイ」、「カットバイブ」、「メタルエッジ」など浜名湖を席巻してきたハードルアーの名作はオールシーズン絶対に外せないアイテムであり、幾度となくHOTウイニングルアーに君臨してきました。また「シルバーシャドウ」シリーズをはじめとしたメガバス独自の技術で創り上げられたロッドは芸術であり、その性能は数々のHOTでの実績とビッグフィッシュによって証明されています。

 

前日までの浜名湖

 前回の第2戦から2ヶ月半。この夏は例年以上にクロダイ&キビレが好調で、久々にトップウォーターゲームを満喫したアングラーも多かったのではないだろうか。3年ほど前から明らかに反応が回復してきた真夏の風物詩は今年も好調を維持していた。

 しかし、9月に入り涼しい夜が続くと水温低下とともにトップへの反応は消えていき、それに代わってシーバスの釣果が伸びてきていた。ただ、記憶に新しい昨年の同時期に開催されたHOT第3戦の爆裂にはほど遠い厳しいコンディションが選手を苦しめ、前日には明確なパターンやプランが組めないといった声を多く聞く状況に陥っていた。この原因としては浜名湖全域に広がっていた「赤潮」が原因だった可能性が高い。

 

「赤潮」って?

 

 この「赤潮」、原因は何なのか? 実に様々な要素が複雑に絡み合うため、特定するのは困難であるが、今回の「赤潮」については少なくともターゲットに及ぼす影響がプラスに働く要素がほとんど無かったことは明白である。実は同じような「赤潮」っぽい状況であってもボコボコに釣れる場合もあるのだが、今回についてはコレは無い。いや、正確には「赤潮」によってより釣れる魚が狭いエリアに圧縮された、もしくは「赤潮」が抜ける一瞬だけフィーディングに入った、とも考えることができるであろう。

 この「赤潮」の正体と言えばザックリ説明すれば大量のプランクトンである。栄養が豊富な水域に適度な水温と太陽光が条件良く当てはまると爆発的にプランクトンが発生。ここまでの「赤潮」ならまだ良いが、状況を悪くするのは大量のプランクトンにより水中が酸欠となりそのプランクトンが死んで浮遊するという状態。そんな酸素量が少なく死骸だらけの水の中で元気にフィーディングができるシーバスやキビレがいるなんてちょっとあり得ない…と誰しも簡単に想像がつく。

 

 人間界で解説すれば、空気が薄く、10m先が見えないくらい大量のダニの死骸が舞い上がる中で呼吸したりメシ食ったりできますか?という状況、である。

 さらに考えられるのが今回発生した大規模な「赤潮」は上記のようにごく浅い水深や水面だけで発生する「タダの赤潮」ではなかった可能性が高い。つまり、「ターンオーバー」が起こった可能性があるのだ。この「ターンオーバー」という現象、バスアングラーにとっては秋にお馴染みの季節モノであるのだが、そのメカニズムは様々なところで解説されているのでぜひ検索してみてほしい。コレも簡単に解説するならば、夏の間にボトム付近に溜まった無酸素状態の汚水(プランクトンの死骸を含み表水温より低温)が、季節の進行で表水温が下がるとこのボトム付近の汚水と同じ水温になったところで一気に水がひっくり返りフィールド全体の水が極端に悪くなる、という現象を「ターンオーバー」という。

 

 では、今回の浜名湖でその「ターンオーバー」が起こっていた可能性を探ると筆者の推測ではあるが、HOT一週間前の17日未明に、観測史上初となる九州・四国・本州・北海道と本土4島全てに上陸した台風18号が原因と考えられる。つまり、9月に入り徐々に低下していた水温が、この台風の暴風でイッキに浜名湖がかき回され「ターンオーバー」が起こったのではないだろうか?という結論が出てくる。ここで厄介であり見逃してはいけないなのが、その「ターンオーバー」が浜名湖全体でイッキに起こった大規模なものだった、ということである。間違いなくこれが最重要ファクター。

 通常、浜名湖のようなタイドに支配されている海域は常に流れがあるためそもそも「ターンオーバー」が起こりにくい。部分的な小規模ターンオーバーが発生しても、水が入れ替わるためそのエリアはダメージを受けても回復が早いのである。しかし、今回はおそらく浜名湖全体で「ターンオーバー」が発生したため、どこに行っても水が悪いという状況になってしまったものと思われる。全体が汚水であるため、それこそ潮通しが良いエリアは汚水が良く流れるエリアと化していた…とも言えるし、もともと流れがほとんどないエリアは汚水が溜まったまま、といった状態であったのだ。

 

もう少し浜名湖についてお勉強

 浜名湖の湖底図を頭の中で想像してほしい。特徴的なのは南半分が浅く、北半分が深い、というのが浜名湖であり、最南端でのみ海水が出入りする。こう考えると誰でも簡単に北半分の深い部分に前述の汚水が溜まりやすいことがわかるのではないだろうか。具体的には本湖北部、細江湖、猪鼻湖、松見ヶ浦、内浦、庄内湖北部がこれにあたる。また、浅くても流れが少ないワンドの奥も汚水が溜まりやすい。

 そして、この浜名湖というフィールドには約3億7500万㎥の容積があり、その中で入れ替わる水の体積は12時間あたりわずか約1200万㎥だ。水交換率は12時間で約4%程度であり、つまり丸1日で入れ替わる水は約8%に留まる計算になる。つまり、単純計算で浜名湖全体の水を入れ替えるには12、3日はかかる計算になるのだ。

 

 ということは、上記の推測をこれに当てはめると、台風が通過したのは17日でありHOT第3戦は24日。7日しか経過していないため「ターンオーバー」による影響がフィールド全体に及んでいたという推測は立証できうる事象であることがわかる。

 これらの数値的情報は下記の静岡県公式ホームページを参考に解説したので、ぜひ皆さんも自分なりに浜名湖を理解してフィッシングスタイルに取り入れてほしい。きっと来年の秋、釣れない状況に遭遇しても『状況を打開できるアングラー』になれるハズである。また、この静岡県公式ホームページでは「赤潮」や「ターンオーバー」を知る上でのヒントが満載であり、HOTアングラー必見の内容なのでぜひご覧あれ!

 静岡県公式ホームページ「浜名湖ってどんなところ?」

 

当日の状況

 さて、当日の天候は晴れ、朝の気温も20℃を下回ることはなく帰着時の気温は28℃そこそこと非常に過ごしやすい初秋の天候となった。秋雨前線を南に押しやる高気圧に覆われた浜名湖周辺は風も穏やかで絶好のトーナメント日和となったのである。

 タイドグラフは以下の通り。中潮3日目であり、スタートから10時前後まで上げ、その後は帰着まで下げという作戦を立てる上ではプランを組みやすいタイドスケジュールであった。ただ、前述の「赤潮」をどう攻略するのかが明暗を分け、さらにこのタイドグラフを味方に出来た者だけが上位入賞を果たせるという結果となったのである。

 

超ド級のスーパーパターン

 HOT2017第3戦の参加人数は66名。そしてウエイインに成功したのは22名でありウエイイン率は33.3%。
 魚種別で分析すると、シーバスが15本、クロダイが4本、キビレが6本、マゴチが4本、ヒラメ5枚という内訳であり、過去2戦に続き1本キャッチするのが非常に難しいコンディションであったことがわかる。さらに前回も苦しめられた『デッドフィッシュ』が「赤潮」の影響で今回も立ちはだかり、キャッチした魚のケアもキーポイントのひとつであった。

 ウエイインに成功した22人の使用ルアーから分析すると、シーバスを狙ったアングラーが14人で最多、5人がワインドであり、残りの3人がトップパターンであった。
 そして今回、優勝と準優勝のメインパターンがなんと同じであり、しかも上記の内訳にもかかわらずたった3人しか釣ってこなかった完全にノーマークのトップウォーターパターンが1・2フィニッシュという驚愕の結果。終わったと誰もが思ったクロダイ&キビレのトップパターンがまさかのウイニングパターンとして静かに爆発していたのである。

 

9月24日、クロダイ&キビレトップパターンの衝撃

 浜名湖を発端に全国へ発信されたクロダイ&キビレのトップパターン。すでに10年以上前から様々なメディアで取り上げられ、散々解説されてきたパターンであるが近年にわかにテクニックやエリア、タックルが細分化され再び注目され始めているのも事実である。しかし、シーズンについては早ければGW明けに開幕し9月に入ると終息する、というのが定石であった。もちろん秋パターンの報告もあり、9月中旬以降もハマれば大爆発という話はあったが、夏に比べると難易度は上昇しこのくらいの時期になるとシーバスがイージーに釣れ始めるのでわざわざ難しい秋のトップパターンを追いかける必要がなかった、というのが本当のところである。

 しかし、今回はどうか。シーバスが全体で14本キャッチされているとはいえ50名以上でブッ叩いてたった14本である。全員がシーバスを狙ったとは限らないが、リミットメイクするにはかなり難易度が高い。それに比べてトップパターンの3人はクロダイ&キビレ10本中7本をキャッチしており、上位2名は入れ替えまで果たしている。まさにトーナメントの醍醐味!!平成29年9月24日の隠された最強パターンは間違いなく『トップパターン』によるクロダイ&キビレ狙いであったのだ。

 

暫定1位を死守!今期2勝目!!

 感動の初優勝から勢いが止まらない!!HOT第3戦の優勝は開幕戦も制し、さらに第2戦も11位と手堅くまとめ年間暫定ランキング1位をも死守した清水豊記選手!

 前回のHOT以降も真夏の浜名湖に出続けてきた同選手。しかしながら今回の状況悪化には対応できず前日になってもプランが定まらない状態であったという。ただ、小さいながらトップでキビレが釣れたという情報を入手し、もしかしたら出るかもという思いで本戦では庄内湖にあるブラインドストラクチャーを、先シーズンから使いに使い込んだスミス・チヌペンFW(イワシ・カタクチ)で攻め切った。結果はバイトの嵐で大爆発!!なんと30発以上のバイトを誘発したというから驚きだ。もちろん入れ替えにも成功しすべての魚をチヌペンFWでキャッチ!クロダイ×2・キビレ×1でスコアメイク!庄内湖のチヌ系ウエイトでは完全にMAXウエイトとなる3,640gでブッチ切りの優勝を決めた。

 興味深いのが、途中でポッパーもキャストしたがチヌペンFWで爆発的にバイトがあるのに一切ポッパーには出なかった、という同選手の言葉。明らかにポップ音で誘う従来のトップパターンとは違う、確立されたペンシルベイトのパターンが輝きを放ったのである。詳しくはご本人の原稿をお楽しみに!!

 

もはや2年連続年間チャンプも射程圏内!?

 準優勝は昨年の年間チャンプ、鈴木孝啓選手。トップパターンに強い同選手であるが今回もその実力を発揮してキビレでリミットメイク。3,390gというこれまた素晴らしいウエイトを持ち込んだ。通常、庄内湖のキビレはアベレージが小さい傾向があるのだが、鈴木選手がキャッチしたキビレはすべてがプリスポーンのメス。秋が産卵期のキビレはこの時期、グッドウエイトが期待できる。さらに性転換する魚のため、トップで釣れるサイズはすべてメスであることもこの時期のキビレを狙う上で抑えておきたいキーポイントだ。

 気になる狙ったエリアは、なんと優勝の清水選手とまったく同じスポットにあるブラインドストラクチャー。それこそ数10m離れているだけの超接近戦で清水選手と大バトルを展開していたということで2人共に怒涛のラッシュだったという。使ったルアーはマリア・ポップクイーンF50。音を極力出さないペンシル的なアクションで狙い、吸い込みやすい小型のボディでキャッチ率を上げるための選択だったとのことである。

 

3・4・5位の3人はなんと全員初表彰台

 第3位入賞はシーバスでリミットメイクを果たし2,960gをウエイインした和久田剛義選手。徹底してホンダ前をメガバス・カットバイブ(アカキン)で攻め切って見事に3本のシーバスをキャッチすることに成功した。冠スポンサーであるメガバスよりリリースされている同ルアーは近年明らかな「違い」を見せつけており、浜名湖アングラーの信頼度急上昇のスモールバイブレーションプラグである。そして嬉しい初の表彰台ゲットとなった。

 第4位入賞は2本のマゴチとヒラメでスコアメイクし、2,410gをウエイインした根岸優選手。水が悪い最悪の状態となった本湖でボトムワインドを駆使しリアクション的にバイトを誘発。この状況でのリミットメイクは驚愕としか言いようがない。オンスタックル・ZZヘッド3/8オンス+マナティ75(アカキン)の底知れぬチカラは今回の状況下でも輝きを失わなかった。さらに根岸選手は今回が初HOTでもちろん初の表彰台という快挙を達成!!初HOTから2戦連続の表彰台もしくは優勝となればこまた前代未聞の記録となるわけで、最終戦に期待!!

 そして第5位入賞に滑り込んだのは、2,200gというビッグシーバス1本をキャッチした長谷川豊文選手。浜名湖全体の状況を的確に判断し、その時、その瞬間にベストとなるスポットを正確なアプローチで攻めて値千金の1本を確実に仕留めることに成功!エリアは2番航路周辺、使用ルアーはnada・スパロー14g(グリーンゴールド)。苦節4年、どんなに暑くても寒くても浜名湖に出続けていた姿を多くの参加選手が見ていたハズで、ご本人はもちろんのこと、みんなが感動の初表彰台であった。

 

表彰台メンバーの結果からわかる今回の浜名湖

 まず、間違いなく最強だったのはワン・ツーフィニッシュの清水選手と鈴木選手のパターンであるが、この5名に関して共通していることこそ「水が生きているエリア」だったのである。

 ウイニングエリアとなった庄内湖は全域で比較的水が生きており、はまゆう大橋北部でも本湖と比べると「ターンオーバー」による影響が小さかったと推測できる。これは本湖北部よりも平均水深が半分以下であることと、面積&容積の差とも言えるだろう。爆発力はなかったが、前日プラを含め庄内湖の乱杭エリアにはシーバスはじめ、ルアーを追うことのできるコンディションの魚が存在していたのである。その中でもはまゆう大橋より南側、流心となる中央部を外した南西部に位置するウイニングスポットにはまさに「水が生きているエリア」が存在しており、そこへ庄内湖では最も巨大なインビジブルストラクチャーが絡むことで非常に多くのクロダイとキビレをストックしていたものと結論付けることが出来る。

 

 さらに興味深いのが3位の和久田選手がメインエリアとしたホンダ前。バスフィッシングでは「ターンオーバー」が発生した状況で攻めるエリアにいくつかのセオリーがある。その中のひとつが『インレット』なのだ。そう、川は常に流れているためフレッシュな水が供給され、「ターンオーバー」による影響を最も早く回復させる要素である。浜名湖の中で最も規模の大きな都田川河口域にあるホンダ前の乱杭は今回のベストスポットのひとつであったはずだ。

 そして4位の根岸選手と5位の長谷川選手はキャッチした魚種はマゴチ&ヒラメとシーバスということで一見共通点は無さそうであるが、前述の「水が生きているエリア」を追いかけた末の結果だった、ということが紛れもない共通点である。まず、根岸選手に関しては1本目が松見ヶ浦入口、2本目と3本目が内山海岸ということで、どちらも汚水を避けた「水が生きているエリア」を攻めたとのこと。本湖北側の「ターンオーバー」が3番筋から中央航路、そしてその奥の本湖で広い範囲に影響を及ぼしてはいたが、部分的に「水が生きているエリア」は存在しており、それが前述の2ヶ所の狭いスポットであったのだ。

 また、長谷川選手は前日に庄内湖以外の全エリアでシーバスに絞って探し、表浜名湖のA航路付近が最も可能性が高い「水が生きているエリア」と判断。しかし当日は3番側から汚水が流れ込んでいたためさらに東側の2番筋に入り「水が生きているエリア」を発見。表彰台へ繋がるビッグシーバスを追い詰めることに成功したのだ。ちなみに同船の金谷選手も同じスポット、同じタイミングでシーバスをキャッチしており15位に入賞。完璧なスポットとタイミングの見極めが光った結果であった。

 以上、総括すると「水が生きているエリア」でいかに正確なアプローチができたかが今回のキーとなったのは間違いない。全魚種に共通して影響した今回の状況は、非常に価値の高い、内容の濃いトーナメントになったのではないだろうか。

 

今回もやります!!HOTだから解る!驚愕のヒットデータ

 今回のヒットデータは以下の通りである。注目すべきは何と言ってもシーバスである。この日のタイドグラフ(実際の潮の動きは約2時間遅れ)と重ね合わせてみると、明らかに汚水を避けたエリアで生きている潮が動いている時間にバイトが集中していることがわかる。つまり、上げが十分に効き出した(上げ7分付近)8時半以降から反応が多くなり、10時前後で潮止まりとなるとパタッと反応が途絶えている。そして、下げに転じて生きている潮が逆に流れ出したタイミングで再び反応が増え、下げが効き出すと通常であればプライムタイムを迎えるのが浜名湖の定石ではあるが、奥から「ターンオーバー」の汚水を含んだ潮が入ると再び反応が途絶える…といった展開であることがこの表から読み取ることができるがどうであろうか。

 つまり、通常とは違う上げ7分以降が今回のHOTでは最も重要な、狙うべきプライムタイムであったと言えるであろう。

  キビレ クロダイ マゴチ シーバス ヒラメ
~7:30 1        
~8:00          
~8:30       5  
~9:00 1   1 4  
~9:30       1
~10:00 1 2 1   1
~10:30 2 1   3 1
~11:00 1   1  
~11:30 1 1   2
~12:00       1 1
~12:30          
~13:00       1  

 

H.O.Y.の行方

 さて、HOT2017も残すは最終戦のみ。現時点の上位暫定年間ランキングは以下の通りである。

RANK 氏名 合計Pt. 1st 2nd 3rd
1 清水豊記 110 40 30 40
2 鈴木孝啓 105 32 34 39
3 清水寛文 98 34 29 35
4 松田秀生 83 31 25 27
5 高橋弘光 80 29 28 23
6 内山徹 75 30 40 5
7 近藤栄文 62 5 38 19
8 石塚哲史 62 5 36 21
9 金谷繁憲 61 - 35 26
10 刑部和也 51 - 31 20

 なんと今回のワンツーがそのまま年間暫定ランキングもワンツーというデッドヒート。その差はたった5ポイント。HOT創成期から出場し続ける清水選手がついに初の栄冠を手に入れるか、はたまた堀選手以来の2年連続年間チャンプを鈴木選手が達成するのか?それともまだまだ5位の高橋選手までは十分にH.O.Y.を狙えるだけに、驚きの伏兵が現れるのか?!はたして栄冠は誰の手に??最終戦は11月12日に開催予定です!!

 

 (report:小野田賢一) 
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