第1戦 ボートクラブカナル20thカップ 結果

 ボートクラブカナル20th Cup CONTENTS | STORY | PATTERN | 1st STAGE RANKING |

 

HONDA MARINE

HONDA MARINE 浜名湖オープントーナメント2023の開幕戦が6月11日に開催され、今期からHOTオフィシャルトップスポンサーとして『HONDA MARINE』様と契約させていただいたことから、今シーズンのHOTは名称を「HONDA MARINE 浜名湖オープントーナメント」として開催いたします!

 

HONDA MARINE

 HOTオフィシャルトップスポンサーのHONDA MARINE様は本多技研工業株式会社のマリン部門であり、その歴史は1948年にここ浜松で創立されたところから始まります。クルマ、バイク、飛行機、そして船外機、他にも様々な製品が世界中で活躍しており、おそらく知らない人はいないであろう日本を代表するグローバル企業であります。

 私たちアングラーにとってはその中で船外機は無くてはならないアイテムであり、近年の低燃費&静粛性に優れた4ストローク船外機の進化には驚くばかりです。しかし、本当に驚愕するのはHONDA MARINE船外機が、2ストロークが主流の1964年、すでに4ストローク船外機で世界参入をしていたという事実。40〜50代の方々は特に驚くのではないでしょうか?そう、2ストローク船外機に代わり4ストローク船外機がスタンダードになった流れはここ20年程のこと。それよりも40年も前からHONDA製船外機は4ストロークで世界を舞台に活躍していたのです。

 

 

第1戦ボートクラブカナル20周年記念CUP

ボートクラブカナル

 そして開幕戦の冠スポンサーはHOT会場となっているボートクラブカナルがオープン20周年ということで、今回はボートクラブカナル20th記念大会として開催!超豪華賞品を提供していただきました!

 カナルでは時代のニーズに合わせた変化を進化として継続的に取り入れ、現在ではコロナ禍でブレイクしたキャンプ需要に完全対応。それに派生するアクティビティ全般においても海遊びを軸にシーカヤックやスタンドアップパドル、遊覧船等の多様なニーズに応え続けています。

 

 

前日までの状況

 開幕戦9日前、台風2号の接近により刺激を受けた梅雨前線が災害級の大雨をもたらした影響で浜名湖は壊滅的な状況に陥った。フィールド全体がコーヒー牛乳と化し各流入河川からは相当量の雨水&濁流が流れ込んだ。
 開幕戦までは1週間以上の時間があったため、この濁りは回復すると予想でき、もしかしたらちょうど良いコンディションになるのではないか?との憶測も広がっていた。が、しかし、無情にも開幕戦3日前にも大雨、当日も終日雨予報となった。

 

春爆

 今シーズンの浜名湖は私の記憶が確かならば実に16年ぶりの春爆シーバスパターンがあった。春に大型のシーバスが釣れることは近年ではまったく無くなっていたため、この雨による濁りでさらなる大爆発を期待した参加者も多かったはずだ。そしてアフタースポーンのクロダイ、イージーな状態が続いているキビレ、これらブリーム系をいかにボトムやトップで効率良く反応させていくかも開幕戦のキーになると容易に予想できたはずである。

 

当日のコンディション

 開幕戦当日は朝から雨、気温は最低が19.8度、最高が22.6度でエリアによってはほぼ無風であり、北東の風1~2mという絶好のコンディションとなった。水質も回復し直近の降雨の影響は限定的。いつもよりも濁ってはいるものの、かなり喰いは立ちそうな水の色であった。

 

開幕戦は79名の参加者でスタート!

 HOTでは珍しく、スタートから帰着まで気象的な変化がほぼ無く、雨も風もコンディションを一変させるような目立った変化は無かった。今年からウエイインが12時半から可能になったことから魚のコンディションを気づかい早めにウエイインする選手も多く、予想通りその大半はブリーム系が占めることとなる。ウエイインデータとしては48名がウエイインし、ウエイイン率60.8%、合計122本の魚が持ち込まれた。内訳はシーバス4本、クロダイ43本、キビレ68本、マゴチ2本、ヒラメ5本という結果であった。



 

おそらく史上初

 HOTの歴史上、多分初めての事態となった表彰台5名の結果。トップ5はいずれもリミットメイクを達成しており全員が3,500gオーバー!そしてなんと5名全員がクロダイ3本でのリミットメイク!!これはおそらくHOT史上初の出来事。6位以下の選手はクロダイ×2&キビレ×1もしくはクロダイ×1&キビレ×2が多く、トップ5以外で3本クロダイを揃えた選手はいなかった。この事実から明らかにキビレよりサイズで勝るクロダイをいかに狙って釣るかが今回の最大のキーとなった。

 

シーバスの裏切りとマゴチの枯れ具合

 そして開幕戦1ヶ月前にはシーバス祭りだと言っても良いほど釣れていたビッグサイズのシーバスは身を潜め、なんと79名全体でたった4本、それも小型オンリーという厳しい結果に。さらに厳しかったのが2本しかウエイインされなかったマゴチ。今回はワインドよりもフリーリグを駆使してスコアメイクしている選手が多かったものの、同じボトム狙いの釣りには変わりなくもっとマゴチが釣れていいはず。本来であればプリスポーンの時期であり、ビッグサイズ含め数も出るはずなのだが、マゴチが減ってから一向に回復傾向にならないのは非常に残念である。この結果からわかる通りマゴチは急激に増えないため、ぜひ未来の為にサイズ問わずオールリリースをお願いしたい。

 

優勝の行方

 トップ5が全員クロダイオンリーでリミットメイクした開幕戦。接戦となったのは間違いないが、結果的には準優勝となったH.Tガイドサービスの高橋選手(3,895g)に大差をつけ圧勝となったのは、驚愕の4,570gというクロダイ3本のほぼMAXウエイトを持ち込んだ平田修也選手が初優勝を飾る結果となった!おめでとうございます!!

 

 

~浜名湖オープントーナメント実行委員会~

 

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2023大会結果

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