第４戦　DUO International CUP 結果

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HOT2020 第４戦　DUO International CUP

　HOT第4戦「DUO International」CUPが11月15日に開催されました。
　株式会社デュオ様、ご協力いただいたスポンサー各社様、参加者の皆様。
　皆様のおかげで事故も無く無事に終了いたしました。
　本当にありがとうございました。

　最終戦の参加人数は 56名。（エントリーは70名。天候不良による日程変更があったため予定をたてておられた方、申し訳ありませんでした。）

　そんな中、ウエイインした人数は34名、ウエイイン率60.7％。
　ちなみに34名のウエイイン、3本のリミットメイクが17名、惜しくも2本のみの方が3名、1本のみの方が14名。釣れない…と言われている浜名湖でしたがそんなことはありませんでした。

　そしてHOT2020年間チャンピオンは「柳館慶治」選手です！おめでとうございます！

　今シーズンは新型コロナウィルスの影響により第1戦が中止に。
　開催が危ぶまれる中、浜名湖オープントーナメント実行委員会で打ち合わせを重ね、元々の時期を変更しての開催となった。
　今シーズンは3戦のシリーズとなり2試合を終えシリーズもいよいよ最終戦となった。

　今回のメインスポンサーは「DUO international」様。
　今年度より新たにサポートしていただけることとなり、株式会社デュオは静岡県を代表するルアーメーカーの一つ。浜名湖にもジャストサイズのルアーをはじめあらゆる魚種をターゲットに人気の高い製品がそろっている。
　今後の浜名湖向け商品に期待したいと信じております。

　

浜名湖の状況

　前日プラクティスを終えた選手、数名に状況を聞いたところ「釣れない」の一言。大会前1、2週間で冷え込みがあり水温低下も影響していると予想された。ただシーバスの反応は悪いもののクロダイ、キビレの反応はそこそこ。
　浜名湖では定番となったボトムワインドでクロダイ、キビレを狙うか？またまた、秋のビックウエイトを狙いシーバス狙いで組み立てるか？
　各選手の戦略が勝負となった。

　

年間チャンピオン争い

　冒頭でもお伝えしたように 今シーズンは全2戦での戦いになり、2戦終了時のチャンピオン争いはなんと77ポイントで4名の選手が暫定1位の大混戦！　暫定5位の選手との差は15ポイント、そして4ポイント離れ暫定6位が3名。
　年間争いはこの4名+4名の8名に絞られたと言っても過言ではない状態。近年には無い年間チャンピオン争いとなった。
　今シーズンも年間チャンピオンにはガーミン様より最新魚探が贈られる！

　さて、浜名湖オープントーナメント実行委員会では 『DUO International』CUP。
　最終戦の朝、新しい試みとして上位4名にインタビューを決行。上位4名が当日朝、どのような作戦を立てているのか？をこっそり聞いてみた。

　

～　HOT2020最終戦　酒井 晶 選手　～

　

～　HOT2020最終戦　鈴木孝啓 選手　～

　

～　HOT2020最終戦　高柳吉晃 選手　～

　

～　HOT2020最終戦　栁舘慶治 選手　～

　各選手 それぞれの作戦、大会当日の組み立て、ライバル選手の動きを警戒するなど非常に張り詰めた状況が伝わるかと思う。
　これぞフィッシングトーナメントの醍醐味でもある！

　

決戦へ

　当日の天気は晴れ。
　11月中旬だが寒波が来ているわけではなく比較的暖かい朝を迎えた。
　会場となるボートクラブカナル前。水路を覗くと澄んだ潮が一目でわかり表浜名湖は予想以上の澄み潮が予想された。

　参加人数は56名。
　HOT常連の方々に紛れ20代ヤングアングラーや更にはお子様、そして初参加の方も参加して頂き2020年最終戦が幕を開けた。

　上位4名のインタビューでもあったように、キーパーとしてクロダイ、キビレのボトムワインドパターンを持ちつつウエイトを上げるためのキッカーシーバスを狙う戦略が多くの選手のパターンと予想されシーバスが爆発すれば6～7kgのビックウエイト。不発に終われば3～3.5kgが優勝ライン
　いかにキッカーとなるシーバスを捕るかがキーとなった。

　

HOT！？な浜名湖

　「釣れない」と予想されたHOT2020第4戦であったがフタを開けてみればレベルの上がった「HOTな状態」。続々と魚が持ち込まれリミットメイクしている選手も多く見られた。

　気になる上位4名の中、まず検量に来たのは酒井選手。
　検量での一言「釣れなかった…。リミットメイクできなかった」であった。酒井選手の持ち込んだ魚は1本。

　次に高柳選手。
　高柳選手も苦戦を強いられ持ち込んだ魚は1本。年間ランキング争いに大きく影響を与える結果となった。

　そして柳館慶治選手の検量。
　ウエイインバックの中には大きな影…。その結果は「クロダイ」「キビレ」に加えビックサイズの「ヒラメ」！会場を沸かせるほどHOTでは珍しいサイズであり確実にリミットメイクを成し遂げる安定的結果であった。

　残すは鈴木選手。
　ストロングな戦力を選択し、終始、表浜名湖でビックシーバスを狙った結果、残念ながらノーフィッシュと言う結果となった。

　

浜名湖 絶大なるボトムワインド

　HOTではすでに驚異的な威力を存分に発揮しているルアー＆パターン『ボトムワインド』。今大会でも絶対的信頼度を得た結果となっている。OZタックル社、ＺＺヘッド+マナティーでのウエイイン率が60％を超えており今シーズン3戦のデーターを見てもボトムワインドでの釣果が明確なっていることが分かる。ロッドやラインなどタックル、アクションやカラーに加え、ルアー自体にそれぞれの工夫をしている方が多くみられるようになったのも他より釣り勝つトーナメンターならではの考えと思う。

　

結果 56名中34名がウエイイン

　浜名湖オープントーナメント発足時、ウエイイン率が20％に満たなかった時期を考えると、参加者の皆さんが本当にレベルアップしたと実感できる大会、シーズンであった。

　これにて今シーズンは全日程終了。参加して頂いた選手の皆様、本当にありがとうございました。
　そしてコロナ禍の中、ご協賛して頂いたメーカー各社様。大変ありがとうございました。

　今後も浜名湖オープントーナメントを宜しくお願い致します。