2012 第4戦「SUZUKI MARINE & まぐろの海商 カップ」 大会結果
SUZUKI MARINE & まぐろの海商 Cup CONTENTS | STORY | PATTERN | 4th STAGE RANKING |
- 2012年第4戦「SUZUKI MARINE & まぐろの海商 Cup」 第5位
- 豊田浩志
- ウエイト
- 3,850g (シーバス×1 キビレ×2)
- フィッシング・エリア
- フィッシング・パターン
今回のプラは、一週間前と前日に南エリアをメインに入りました。一週間前のプラでは、A航路のブレイクに着いていた60upのシーバスとキビレをマーゲイで釣り、他にもマーゲイやザブラシャッドに何度もシーバスのチェイスがあったのですが、喰わせられず…。そして同船者がX-80で60upを1本、その日の船長がレンジバイブで60弱を3本釣って、結果60前後が5本とチェイスがあったので、いいサイズがまとまってブレイクに着いている事と、やはりレンジバイブに分があるのかな…という事が確認できました。
前日のプラは竹山さんと、まず一週間前に良かったポイントに入りましたが反応が無かった為、他のポイントをランガンしていきマーゲイでキビレ2枚、レンジバイブで60upのシーバスが釣れて竹山さんがほとんどX-80(アカキン)で55~70upのシーバス3本、キビレ3枚、黒鯛1枚、マゴチ1本を釣り、シーバスは3本で7㎏ぐらいありました。
そこで竹山さんが気づいた事は、航路内で起伏があり地形が変化している所があって、そこでX-80をただ巻きで通してくると、少し浅くなってる所でボトムノックしてHITか、その手前でHITするというパターン。(レンジバイブは手前でHIT。)ブレイクでは、X-80をただ巻きしてきて軽くトゥイッチでHITするというパターン。あとはシーバス狙いですが、結構キビレが多く混ざったので、とりあえずリミットを揃えるにはキビレが入ってもいいなと思いました。これで朝からA航路に入り、X-80(アカキン)かレンジバイブのただ巻きで、シーバス・キビレを狙うというプランとパターンを確立する事が出来ました。
今まで3戦とも前日良かった所が無く、はっきりとしたプランを立てず迷走する事が多かったので、やはり信じれるポイントとパターンを掴む事が、自分達には必要だと思っていました。今回のプラでは、いい感じでそれが掴めたので、自信を持って当日を迎える事が出来ました。
そして当日。
フライト順は7番!急いでA航路に直行!ほぼ貸し切り状態で、狙っていたポイントにX-80(アカキン)を投げ続けましたが、風が前日とは逆になっていたので、ルアーの通し方が違うからなのか、魚が着いている所が変わったのか、船中でシーバス1バラし、ショートバイト(おそらくキビレ)が数回あったものの反応が悪く、10時半ぐらいまでまさかのノーフィッシュ!(汗) よく浜名湖は1日でパターンが崩壊すると言うので、少しは予想していたんですが、まさかここまで変わるとは…
少し焦りだし、危うくまた迷走の旅に出そうになりましたが、あるタイミングで魚が入ってくると、みんなで信じてA航路に残りました。風が結構強くなっていて、今まで攻めてなかったポイントまで流されるようになり、なんとなくルアーチェンジしてあったX-80(ダークナイトレッド)を、起伏がある所でボトムノックしていると待望のHIT! 60upのシーバスをキャッチし、続けてキビレ2枚を追加。これで念願のリミットメイク達成で安心しました。
そして残り15分ぐらいに同じポイントで、明らかにキャッチしたシーバスよりデカい70ぐらいのシーバスがHITし、船まで寄せたが最後の反撃を受けた時に、ラインが船底に当たり痛恨のラインブレイク…(泣)
寄せてる間に【これで入れ替えできる!】というのが頭をよぎり油断したのと、もっと慎重にファイトしなければいけなかったのを雑にやってしまい、PE0.6号だったからではなく詰めの甘さが招いた完全に自分のミスでした。
そのショックを少し引きずりながら帰着し、自分達のプラでアベレージが60upだったのと、いろんなプラ情報でハイウエイト戦になると思っていたので、自分は上位には絡んでないと思っていたらまさかの第5位!!
ルアーフィッシングを始めて2年目で、HOT参戦1年目の自分が表彰台なんて出来過ぎだと思いますが、貴重な経験が出来て良かったです。
これも今回パターンを見つけ出してくれて、新しいプロトロッドまで貸してくれた竹山さんや、釣りやすいように丁寧に操船してくれたmaーmaさんや、いつもいろいろ教えてくれる堀先生や、プラに付き合ってくれた人達などいろんな人達のおかげだと思います。
ありがとうございました!
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