2011 第1戦「YAMAHAカップ」 大会結果

 YAMAHA Cup CONTENTS  | STORY | PATTERN | 1st STAGE RANKING |

 

2011年第1戦「YAMAHA Cup」 準優勝
黒田 健史
記録
5,885g
フィッシング・エリア
1番航路周辺
フィッシング・パターン
ミノー・ファストリトリーブ

 僕の場合、例年であればバストーナメントシーズンの終わる10月以降からしか浜名湖に出ることができないのだが、今年はエントリーしているシリーズが少ないため、シーズン中も時間的余裕があり『HOT全戦参加、カメラを回して全戦優勝』を目標に参加を決意した。

 一日、2~3時間程度の練習であったが、プラには4日間費やした。
プラで分かったことは5つ。

  1. 奥浜名湖の岬、漁礁、マンメイドではキーパー~55cmくらいまでのシーバスの数釣りが可能。1時間で三本のリミットは簡単に揃いそうだが、ウェイトはキロ後半から2kg半。
  2. 浜名湖中域でのブレイクでは奥ほどではないがシーバスとキビレの数釣りが可能。ただこれも同じく三本で2kg半程度がMAX。
  3. 表浜名湖は個体数が非常に少ない。ただ特定のスポットで、集魚力の高いルアー(S字系ビッグベイト)を通すと60~70cmのキッカーサイズが2~3匹で追いかけてくる。
  4. ①の奥浜名湖の魚はベイトに依存しておらず、魚探にシーバスが写るとベイトが居なくても間違いなく釣れる。ただレンジを合わせることが絶対条件。(水温が低いためか喰い上げてこない)
  5. 全エリアに共通していたのが『レンジを合わせる』ということ。最盛期に比べ個体数自体ももちろん少ないが、水温が例年より低いためかレンジが合っていないと全く口を使わなかった。

 正直、今回は4kg釣れば間違いなく優勝だと思っていた。
数自体の一番多かった奥浜名湖のシーバスもレンジやルアーがマッチしていなければ、三本のリミットですら非常に難しい感じだったし、それですら揃っても3kgはいかない。3kgを超える人が一人居るか居ないか、そんな試合になると思っていた。そんなプラを行い、僕の選択したのはもちろん③の表浜名湖でのハイリスクハイリターン勝負。1500g×3本で4kg半。これを目標にスタート。

 プラでは表浜名湖の約30箇所のスポットを回って、9箇所で複数本のシーバスのチェイスを確認。当日はプラで着いてきたサイズ、数の良かった順にランガン。万が一、帰着2時間前の11時の時点でゼロだった場合、奥浜名湖に移動して1時間でリミットを揃えるプランを組んだ。

 スタート後、一箇所目は不発、10投で移動。そして二箇所目、狙い通りの70UP!その3分後に60cmクラスを追加。開始15分で二本4kg越え。一本目の70UPがライブウェルに入りきらないサイズだったため、一時会場に戻り再出発。すでにこの時点で『優勝』を確信していたが、次の三箇所目で50cmクラスをキャッチ。目測4kg半。時間はまだ9時前。ルアーは全てメガバス、X-80BEATのボラカラーだった。

 ここからは浜名湖の雰囲気撮りをしたり、ルアーの解説をしたりでまともに釣りをせず、帰着時間となり、優勝の盾を貰うつもりで会場へと戻った。検量すると一本目の70UPが効き、目測以上の5,885gであったが・・・。

 結果は皆さんのご存知のとおり情けなさ過ぎる『準優勝』。たった105g差での負けに、終わった直後は悔しくてしょうがなかったが、正直今は負けて良かったと思っている。

 『もし』僕の釣った魚のうち、運良く一匹でも110g重たければ僕の勝ちだったのかもしれないが、そんな運任せの優勝はいらない。月並みな言い方になってしまうけれど『負けから学ぶことの方が多い』。絶対にもっと強くなってみせる。

 今回、スタートからバイトシーン、ファイトシーン、狙っているスポット等、全てを撮影してありますので、近々動画でUP予定です。よろしければご覧になってください。
黒田健史のブログ『僕達』

Tackle Date

◆Tackle Set
ロッド スピニングロッド65
リール スピニング2500番
ライン フロロ6ポンド
リーダー フロロ10ポンド
ルアー メガバス X-80BEAT(GGボラ)
Page Top

 

copyright© HAMANAKO OPEN TOURNAMENT. all rights reserved.