2019 第3戦 SUZUKI MARINE CUP 大会結果
SUZUKI MARINE Cup CONTENTS | STORY | PATTERN | 3rd STAGE RANKING |
- 2019年第3戦「SUZUKI MARINE Cup」 第4位
- 柳舘慶治
- ウエイト
- 3,660g
【プラクティスでの様子】
浜名湖オープントーナメント(以下:HOT)開催1週間前までは内山海岸~女河浦までのブレイクラインで60cm程度のシーバスがワインドで容易に釣れていたが、いずれも全て回遊待ちの釣りであり、釣果に対して不安があった。そしてこの不安は前日プラで的中してしまった。シーバスを1日中狙っても3匹…。サイズは700g~1kg程度。この段階でシーバスを狙う利点は無くなり、見切りをつけることとなった。
そうなると、ターゲットはマゴチもしくはキビレ・クロダイとなる。自分の持っているエリアでウェイトが伸びる可能性があったのは、この時期スポーニング中のキビレであった。プリスポーンの個体であれば、1300g前後のウェイトが期待できる。良型を3匹確保すれば4kgも可能と考えていた。しかし、このキビレだが本当に厄介で、スポーン前は入れ食い状態であっても、スポーンに入った途端に全くと言っていいほど口を使わないのだ。ただ、口を使うタイミングが全く無いわけではなく、『潮の動きはじめと潮止まり直前』、『風の吹き始め』だけは比較的バイト数が伸びることがあると分かっていた。HOT当日は12時23分干潮(舞阪)であり、終了直前の潮止まりに全てをかける事とした。
【HOT当日】
大会開始から潮は下げている状況。難しいことは分かっていたが、舘山寺周辺でシーバスのモーニングバイトに賭けるがバイトは無し。マゴチは数が釣れるものの900g程度の個体が圧倒的に多かった。そして早い段階でターゲットをキビレ・クロダイに切り替えることとした。
そして、ターゲットを切り替えると同時にエリアも鷲津に移動した。移動すると800g~1kg程度のキビレが数匹釣れた。決してキッカーとなるような魚ではなかったが、他のエリアと比較しても圧倒的に魚影の濃いエリアと感じていたので、このエリアでラストまで粘ることとした。その後動きがあったのは、プラの段階で予想していた12時前後。1300gのキビレと1200gのクロダイを連続ヒットさせて入れ替えに成功した。最終的にキビレ×2、クロダイ×1の総ウェイト3660gで終了となった。
Tackle Date