2016 第3戦「Megabass ＆ YAMAHA カップ」　大会結果

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　HOTを運営・主催するようになってからめっきり選手としての出場は減ってしまったが、テレビ静岡でオンエアされている「てっぺん静岡」の取材が入るということで数年ぶりのエントリーとなった第3戦。実は本戦に向けての準備は着々と進めていた。
　今回はプラクティスの段階からストラクチャーより大型のシーバスを引き抜く為、ほとんど最近出番の無かったベイトタックルへ5年ぶりに新品のナイロン16lb.＆20lb.をセッティング。スピニングにはPE1号をセットした。

　最近の浜名湖の難しさは痛いほど感じていた私はHOT実行委員長の小野田選手とともに雨が降り続く浜名湖に直前の金曜日と土曜日の2日間にわたってプラクティスを行った。元バスプロの小野田選手のプラの組み立ては流石で、今回は当日行かなくても良いポイントを見極める事に集中していた。奥浜名湖のオープンエリアで釣れている情報は入っていたが、プラの段階では触らずにストラクチャーを中心にチェック。特に壊れた牡蠣棚をランガンし、50cmクラス2本をキャッチするが勝ちにつながる魚を見つけることができず、当然満足することもなく終了。浜名湖全域にある崩れ牡蠣棚の大部分をこの2日間でチェックし、とりあえず行かなくてもよいエリアが理解できた、というプラクティスだった。

　当日は、テレビ静岡のカメラマン同船の為、スタートは最後。小野田選手の指示で私は何も考えずに内山海岸西側の沖合にボートをステイさせた。HOTにエントリーしていないアングラーがすぐ北側でロッドを何回かしならせるシーンを見せられながら、サーチルアーのメガバス・X-80SWをキャストする。するとすぐ小野田選手に60cm弱のシーバスがヒット‼ここから怒涛の連発…。私のスピニングタックル＋PE1号はショートバイトが多発しなかなか上手くヒットに持ち込めない。サバ混じりの小シーバス入れ食いに気が抜けたのか、ネット無しで引き抜く時にラインブレイクし唯一持っていたX-80を失う。その間にもスピニングタックル＋ナイロンラインをセッティングしていた小野田選手はほぼノーミスで釣れ続き、スタート後30分以内には3本をキープしてリミットメイク。

　私も小野田選手からのアドバイスでナイロンラインが巻いてあるベイトタックルに持ち替え50〜60cmクラスをすぐに3本キャッチ。ミノーを失った私はベイトタックル＋ナイロン16lb.＆20lb.にそれぞれメガバス・メタルエッジ16g（M PINK HEAD）とバスデイ・レンジバイブ70S（HA-361クリアーアワビイワシ）をセットしキャスト‼　するとレンジバイブの波動が伝わるロッドがドスンと止められて大きく曲がり魚体の大きさがすぐにわかるバイトが訪れ、慎重にネットイン。これがこの日最大の75cmクラスの3kgオーバー。回遊しているのか？　その後も小野田選手とダブルヒットすることも多くコンスタントにシーバスをキャッチして入れ替えを繰り返す‼　メタルエッジ16gも釣れたが当日はレンジバイブ70Sに分があり70cmクラスと65cmクラスを追加。12時すぎにはナイスサイズの65cmクラスも入れ替えが出来ないウエイトまで達し帰着となった。

　そしてウエイインすると、そのウエイトは驚愕のHOT歴代ヘヴィエストウエイト記録更新の8,940g!!　自分でも驚きのウエイトで優勝することができた。
　実はHOTでは2勝目であるが、前回優勝した時の同船者も小野田選手ということで本当に感謝致します。ナイスガイド!!さすがプロガイド!!
　最後に今回も多大なるご協力をいただきましたメガバス様、ならびにヤマハ様、そしてHOTにご協賛いただいておりますすべての企業様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。