2016 第1戦「SUZUKI MARINE カップ」 大会結果
SUZUKI MARINE Cup CONTENTS | STORY | PATTERN | 1st STAGE RANKING |
- 2016年第1戦「SUZUKI MARINE Cup」 第5位
- 石塚哲史
- ウエイト
- 2,220g (シーバス×1)
2016年開幕戦。やるぞという意気込みより間に合ってよかったという安堵感で開幕戦を迎えました。車を替えたり仕事も忙しい時期と重なり実は前日のプラクティスが今年の浜名湖の初釣りでした。そんな訳で時間もなくプラは細江湖だけ撃って奥を見切る消去法。幸い奥では釣れなかったため本番は表で投げ倒すことに決めました。
大会当日は1番フライトと幸先良くスタート。村櫛ミオの実績ポイントから釣り始め、3番筋、和田ミオ、2.5番と大瀬周りをグルグル…時々1番とランガンしますが時間だけが経過していきます。過去の実績や情報から魚は居るはずですが見える魚もないというのは辛いものでプラ半日の根拠のないコンフィデンスが揺らぎかけます。
しかし、いつもなら惰性になるところですが、この日は終始集中して釣りを続けることができました。これも朝の受付で受け取ったエントリーナンバーカードの裏に添えられていた言葉、“keep cast!!”がプランにマッチし押し切る勇気を与えてくれたおかげだと思います。ちょうど潮も乗ってきた頃、ふと入った2番下流に2.5番からの潮目と牡蠣棚下のヨレが…。
Ridge Deep 70s をキャストし2~3トゥイッチしたところで待望のバイト。想定外のサイズに慌ててしまいランディングネットを落水してしまい浜名湖へ奉納…。ネットは下げ潮に乗って彼方でタイタニック状態。ビビリながらのハンドランディングでしたが下アゴをガッチリと掴み、勝負がついた際にはサスガに手が震えていました。
その後はキーパーを追加するため走りまわりましたが残念ながらラッキーは一度でタイムアップ。今回は周りのローウェイトもあり入賞することが出来ました。キッカーが入りながら勝ちきれないのは残念でしたが、力不足を受け止め今後の励みにしたいと思います。
【運営本部より追伸】
今年から導入したエントリーナンバーカードの裏には、10種類の『釣れる気になるコトバ』?が掲載されております。実行委員長オノケンの遊び心ですが、せっかくHOTに出場しているのに、あまりの釣れなさからか心が折れて早々に諦めて帰着される方々もたくさん見てきましたので、何とか釣ってもらいたいなと思いカードに記させていただきました。
今回、5位の石塚選手がその言葉で値千金のキッカーが釣れた!!と表彰台インタビューで語ってくれましたが、本当に最後の1キャストまで何が起こるかわかりません。帰着5分前に魚を釣って表彰台に立つ選手も何人も見てきました。ぜひHOTの楽しみのひとつとして、朝の受付でカードを受け取ったら裏にも注目してみてくださいね♪
Tackle Date