2011 第3戦「Megabassカップ」 大会結果

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2011年第3戦「Megabass Cup」 第3位
伊藤 剛志
ウエイト
5,350g
フィッシング・エリア
2.5番航路沿い
フィッシング・パターン
ボトムノックで引きは比較的ファーストに近い

 プラクティスは風邪で本ちゃん勝負!(プラは中津川さんまかせ)

 レポートは、当日釣れたエリアである通称2.5番航路と言っている南北の比較的浅い航路沿いのブレイク&シャローについて話をさせて頂きます。このポイントは毎年たくさんの魚を釣っている自分達が最も得意とするエリアの一つです。今回の大会はシーズン的にもこの日の潮回り的(大潮下げ)にも魚が入っていれば絶好のチャンスとなる予想は立てていました。また時間帯としてはより航路とシャローの区分けが明確になってくる10時以降後半勝負のプランを立てていました。

 しかし当日は魚の確認をする意味でまた潮もあまりきいていない朝の時間帯に一回様子見程度に攻めてみました。長年このエリアはやりこんできているのでいつでもよく魚のついている所を重点的に釣りをしていくと二人共魚をかける事に成功しましたがバラシなどで釣果とは至らなく、まだ潮も効いていない為ゴミの浮遊も多く一度他のエリアを回る事としました。しかしこの確認で時合いがくれば必ず魚に出会えるチャンスはあると踏んでいました。

 さて再度このエリアに到着するとだいぶ潮もきき、よりブレイクが明確に見えるようになり、水の色もいい所と悪い所の差も明確になってきている事を確認しました。すると潮目のライン沿いの水の比較的良い所でキッカーがおもいっきりライズするのを確認しました。そこからは魚のついている一級ポイント、水の色の良い所には魚がかなりの数として入っており、爆釣モードとなりました。最後はキャストする毎に毎回ヒットする状態になりましたが、自分達の船は足も遅く、ライブウェルも小さい為早めに検量会場まで持ち込みました。

 この2.5番というエリアですが、春~秋にかけては毎年かなり魚の行き来する優良エリアです。船の行き来もかなりの所で貝掘りシーズンになるとかなりの人もいますが時合いになれば爆釣できる時は頻繁にあります。どのエリアでも狙い方は人それぞれでいろいろあると思いますが、自分は以下の点を重要視しています。

◎その日のパターンを掴む為、二人で出た場合は違うルアー、動かし方、通すラインを変えて効率よく探って答えを絞り込む。

◎ルアーを投げる場所に気を使う、流していても何か変化がある所(シャローの状態、底の状態、障害物、ベイト、ウィードetc)に投げ込み魚がいると思われるイメージを作る。(中津川さんとは同時に投げると同じポイントに投げ込む事が多々あります。またそんな時正解すればダブルヒットに持ち込むケースがあります。)

◎ポイントを決めたら、ボートポジションに気を使う。(近すぎは×、遠すぎてもルアーが目標点に到達しなければ×なのでその時の風、流れで変える)※またエレキはかなり有効で、釣果を伸ばすにはポイントを潰してしまわない事を含めて必須!とは言ってもボートポジションさえキッチリすればバッチリだと思います。

◎自分の使用しているタックルに合ったルアーの動かし方をする。(かなり感覚的な所ですが、釣れてる人の動かし方をコピーしても釣れたためしがなく、自分なりにこんな感じが大事だと思い込むことも大切)

◎自分は魚をかけた時、かなり強引な性格なので、バラシ軽減も含めてティップ部分のみグラスのロッドを使用しています。これにより自分の強引さをロッドの性能でかなり助けてもらってます。ボート際での粘りもいい感じ!

◎基本キャッチ&イートなんで食べる魚の胃袋はチェック!次の釣りに役立てる。(ちなみに今回キャッチしたシーバスの胃袋の中身は5~6cmくらいのエビ、カニと10cmくらいのハゼが入っていました!イワシやサヨリなど目線より上ではなくボトムを意識していたサカナを釣っていたことがわかります。だからアクションはボトムノックが効いたのかも!)

 

 最後にシーバスをやり始めてから情報はいつも重要だと感じます。自分達だけでは回れるポイントは限られるので釣り仲間が別のポイントで釣行した情報は貴重です。いつもありがとうございます。さらにHOTのようなトーナメントであれば同じ時間に同じフィールドにたくさんのアングラーが出るので、そこから得られる結果と情報は本当に貴重なものになりますね。
出場して表彰式に出ないとわからないことも多々あってすごく参考になります!!

 

Tackle Date

◆Tackle Set
ロッド 自作オリジナルロッド
リール スピニング2500番
ライン   
リーダー   
ルアー 6cmシンキングミノー(イワシカラー)&メガバスビート(アカハライワシ&イワシ)
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