2011 第3戦「Megabassカップ」 大会結果
Megabass Cup CONTENTS | STORY | PATTERN | 3rd STAGE RANKING |
- 2011年第3戦「Megabass Cup」 優勝
- 中津川 統三
- ウエイト
- 6,360g
- フィッシング・エリア
- A航路
- フィッシング・パターン
- ミノージャーキング
プラの結果では釣れるサイズが平均50~55cm、リミット3本で推定3.5kg。おそらく4位~7位くらいのウエイトかな?って感じだったのですが、HOT当日は運良くサイズのいい群れが入りキッカーが獲れたので珍しく勝てました。運が人一倍ないのでこれまでは100%釣り負けてたのですが…。今回は使ってたモノが違うとこでかろうじてって感じです。
お立ち台でコメントしたのですが、ランディングネットに穴があいていてキャッチしたはずの魚が消えたり… 実はハプニングだらけでしたがその分、勝てたのはうれしいです。
で、詳細レポートということでプラ~本戦の状況を書きますが、まずはプラクティスでの状況から。HOTでいつも同船している相方はなんと風邪でダウン。1人で2日前の8:30出港~11:30帰港の3時間程状況確認レベルでのプラをしました。そこでわかったことはまず水の色はイマイチ。やはり一級ポイント3か所+時合いのみで魚が獲れるという状態で厳し目かな?って感じでした。それでも時合いになれば3投連続ヒットもあり結果8ヒット6キャッチでまずまずの出来。
条件ファクターとしては(1)水の色 (2)ブレイク (3)ルアーを通す向きが流れに直角orアップストリーム (4)レンジがやや深め (5)スイッチはリアクションでON (6)時合いは毎日変わるので参考程度、こんな感じでプラクティスは終了。
HOT本戦ではいつも通り二人で違うものを投げ、当日のヒットパターン調査から…。ここで早々に気付いたことは、やはりプラ時と若干異なって魚の着くところも変わってました。条件ファクターは(1)水の色 (2)流れ (3)ルアーを通す向きが流れに直角orアップストリーム (4)航路に近いシャロー (5)ボトムノックジャークでスイッチON(ベイトが甲殻類かも?) (6)時合いにハマれば連チャンモード。この条件がすべて揃った瞬間、相方と怒涛の6連続ダブルヒット!!一瞬で6本キャッチし入れ替えを繰り返して勝負は決まりました。まだ確実に釣れ続けるけどキッカーが死にそうなのでストップ。今回はトーナメントという勝負なので…ポイントにボートで接近し十分プレッシャーをかけたところで帰港。以前のトーナメントでは爆釣した後に同じスポットでサカナを抜かれ負けたという苦い経験があったので今回は釣った後も気を抜かずにウエイイン。結果、優勝することができました!
自分が最も得意とする今回の下げパターンですが、季節やその年によって爆釣パターンは変わるので、当然使用するタックルも変わってきます。自分の場合、ルアーによってタックルを細分化しています。今回用意したのは、
タックル1
ロッド
◆7.6ft ライトアクションスローテーパー
長い分軽いルアーを遠投でき、且つかけてからバラシにくいセッティング。
リール
◆シマノ ツインパワー2500
ライン
◆PE1号+磯用フロロハリス3号
シンキング高比重タイプのPEラインで風や流れの影響をうけにくい物を使用。
ショックリーダー
◆12ポンド、ルアーの動きを妨げない限界の細さ+適度な伸びを狙ってのセレクト。シーバスの捕食特性を考慮したバランス。
ルアー
メガバスX-80BEAT
◆バスデイ ドリフトトゥイッチャー70S
タックル2
ロッド
◆7.0ft アクション重視型自作ロッド
マーゲイ等を使うのに合わせたセッティング。ヘタクソでマーゲイを使いこなせてませんが…
アクションと捕食後のハジキ抑制のティップ追従バランス。イメージはライトのエギロッドてな感じで制作しました。
竿の追従性が少ない分、瞬間の止めで喰わせるイメージ。
タックルのメーカーにはこだわりはありません。
単純に適しているor適してないということで判断して使っています。
リール
◆スピニング2500番ハイギア
ルアー
6cmシンキングミノー
横からの流れがキツイところでの使用が多い為、固定重心のシンキングを多用。(タイトウォブリング)
注意点は止めの時間が長い(スローで沈む)と魚に見切られるので反射食いのアクション時での静止時間は0.5秒以内が妥当。
フローティング・サスペンドはもっと長くても喰わせは可能です。
ライン
◆PE1号+磯用フロロハリス3号
そしてそして、自分が一番気を使うのは間違いなくボートポジション。基本はブレイクから6~7m離れるのが重要!いきなりポイントをつぶしてしまっている人も多く見かけますが、まずシーバスの捕食エリアや捕食条件を考えてみればこのボートポジション&コントロールの重要性がよくわかると思います。基本は『楽して食べたい』というのがキーワード。具体的には、シーバスにとって都合のいいところ。例えば相手(ベイト)にわかりにくく此方からよく見えるorベイト自体がたくさんいるorベイトが勝手に流れてきてくれるなど、さらに快適さを求めて暑いから涼しいとこに行きたいetc…。同じですね人間と!
自分もまだまだ勉強不足であり常に喰わせ方について考えてます。何か情報を持ってる方、ぜひ参考に聞かせてください!!次回のHOTで盛り上がりましょう!
Tackle Date
ロッド | 7.6ft ライトアクションスローテーパー |
---|---|
リール | シマノ ツインパワー2500 |
ライン | PE1号 |
リーダー | 磯用フロロハリス3号 |
ルアー | メガバスX-80BEAT バスデイ ドリフトトゥイッチャー70S |
ロッド | 7.0ft アクション重視型自作ロッド |
---|---|
リール | スピニング2500番ハイギア |
ライン | PE1号 |
リーダー | 磯用フロロハリス3号 |
ルアー | 6cmシンキングミノー |