2012 第3戦「Megabass カップ」 大会結果

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黒田健史 選手

2012年第3戦「Megabass Cup」 第4位
黒田健史
ウエイト
3,710g (シーバス×2)
フィッシング・エリア
 
フィッシング・パターン
 

 今回、メインに考えていたのは奥浜名湖エリア(猪鼻湖)でのマーゲイSWを使ったクロダイパターンと、表浜名湖でX-70とシャディングXを使ったシーバスパターンの二つ。
 今回は『ロータイドでの上げ』と流れがキーとなるエリアでは一番釣りにくいタイミングのため表浜名湖は難しいと感じていたが、ベイトのイワシが多いこともあって潮が大きくきいていなくてもシャローに僅かながらシーバスは居た。ただ非常にセレクティブで、ベイトに対してサイズの大きなルアー、ルアーが小さくても動きの大きなルアーでは全く釣れない状況であった。

 一方、奥浜名湖のクロダイパターンはタイミングに関係なく釣れており、サイズも40cmアベレージと非常に魅力的だったが、HOTターゲットの中で最も神経質なクロダイなので、前日夜から降り出した雨の濁りと水温低下で全く釣れなくなる可能性も高いと感じていた。(結果的に事実そうなった)
 当日は朝1時間表浜名湖→3時間奥浜名湖→2時間表浜名湖と移動した。表浜名湖はもちろんスポットのランガン。結果は表浜名湖で55、70cmクラスのシーバス二本でのウエインとなってしまい、正直ミスの目立った一日だった。5バイト、2フィッシュ、1ラインブレイクでミスした魚はどれもそれなりのサイズだったので一本でも取れていれば優勝ラインだっただけに悔しさもある。

 

 そして、今回最も感じたのはルアーの特性と、カラーの重要性。持ち込んだ二匹のシーバスは両方、X-70のHTハコネワカサギでバイトさせたが、同じタイミングで他の7cmクラスの似たようなカラーでもバイトは無く、X-70の他のカラーでもバイトは無かった。X-70は非常にシルエットがスリムで、かつ非常に透明感のあるカラー、HTハコネワカサギがロータイドという低活性時のシーバスをバイトまで持ち込めた要因だった気がする。

 そしてそれを扱うためのロッドとラインのバランスも非常に重要だった。『数釣り、小さい魚狙い=小さなルアー、弱いカラー』ではなく『タフなビッグフィッシュ=小さなルアー、弱いカラー』という方程式が成り立つ今回のような状況では、『フィネスミノーイング』が非常に重要だということを証明できた大会だったと思う。本当はメインスポンサーの冠カップで勝ちたかったけどね…

 次は絶対、優勝します!!

 

Tackle Date

◆Tackle Set 1
ロッド メガバス デストロイヤー F3-58TXS
リール シマノ ステラ2500S
ライン PE 0.5号
リーダー メガバス ドラゴンコール7lb.
ルアー メガバスX-70(HTハコネワカサギ)

◆Tackle Set 2
ロッド メガバス シルバーシャドーXX SSXX66ML
リール シマノ ステラ2500S
ライン PE 0.5号
リーダー メガバス ドラゴンコール7lb.
ルアー メガバス マーゲイSW、シャディングX
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