2012 第1戦「YAMAHAカップ」 大会結果
YAMAHA Cup CONTENTS | STORY | PATTERN | 1st STAGE RANKING |
- 2012年第1戦「YAMAHA Cup」 第4位
- 鈴木智久
- ウエイト
- 3,040g (キビレ×3)
- フィッシング・エリア
- フィッシング・パターン
今年になってから前日プラまでは、何度か浜名湖に出ましたが、通年の魚の動きと事前情報から中央航路近辺でキビレが釣れることは明白であり、キビレは前日に少しやって雰囲気を掴めればいいかなと思い、ずっとシーバスを追っていました。
例年のこの時期であれば、場所は様々ですがシーバスのスクールに遭遇しまとめて釣れることもあるのですが、今年は季節の進行が遅いためか(浜名湖の状況では1ヶ月くらい遅れている感じがしました)、シーバスは単発でしか釣れず、しかも釣れてくる魚のアベレージサイズが40~45cm、3本に1本くらいの割合で50~55のサイズが釣れるが、半日で複数本のシーバスを狙って釣るのは厳しい感じがしました。
これでは、運良くシーバス3本揃えられたとしても3~3.5kgがいいところで、キビレの良型を揃えたらウエイトが変わらないので、前日の朝やっぱり大会ではキビレを狙うしかないのかなと思い、暴風の中でしたが中央航路近辺で3時間ほどキビレを狙ってみました。
とりあえず浜名湖定番となったボトムワインドで釣りしてみましたが、廻りの人達が言っているほど釣れず、というか1時間以上ノーバイト。本当にキビレ釣れてるの? と思いつつも、水深や地形条件を変えながら、いろいろ試している時、回収し始めで底をきった状態のワインドにバイトらしいアタリが…。
もしかしたら、ここ数日の天候不良による底荒れなど、何らかの条件でキビレが少し浮いているのかもと思い、ワインドを少し底をきるように中層で動かしながら巻いてくると、10分くらいの間に3バイト1フィッシュ。これで釣れるパターンが掴めて、後は底から少し浮きぎみのキビレを他のルアーでも釣ることができるかどうかいろいろと試してみましたが全く反応がありませんでした。
とりあえずキビレを釣ることができたので、その後はシーバスの状況を見に表浜名湖をいろいろと廻っていましたが、その途中で船にトラブルが発生して急遽マリーナに戻り、強風だったこともありプラは途中で断念。もう少しキビレの釣りを詰めておきたかったのですが、そのまま大会を迎えることになりました。
前日の夜に大会の準備をしながら、ふと、もう1ヶ月もすればキビレも活発にルアーを追うだろうし、季節を先行して動く個体がすでに浮いてエサを喰っていて、キビレも体力のある大型の個体ほどその傾向にあるならば、大型のキビレを狙って釣れるかもと思い、大会当日は前日よりも風が弱くなる予報だったので、風が弱くて船が流される速度が遅くてもルアーを浮き上がらせやすいように、ワインドに付けていたZZヘッドを「3/8オンス、1/2オンス」から「1/4オンス、3/8オンス」に変更し、中層での動きを損なわないようにアシストフックをとりました。
あとはメインフックですが、これも極力小さくした方が動きは良くなるのですが、キビレでも40cmを越える大型の個体であれば6サイズのトレブルを丸呑みにして釣れたことが多いため、6サイズをセッティングしました。
そして大会当日ですが、他の多くの参加者同様、朝一から中央航路の西側でキビレ狙いでしたが、釣り始めて45分くらいで45cm近いキビレが釣れてウエインできることにひと安心。そして釣れた魚のサイズから昨日の考えが間違ってなかったと確信し、その後も同じ釣り方でやり切るモチベーションになりました。
ただ、さすがにちょっと季節をはずした釣り方のためかバイトは少なくて、途中このまま同じ釣りを続けるのがベストかどうか少し迷いながらも続けていると、今度は1時間後くらいに40ちょいのキビレが釣れて、目測2kg強。あと1本このサイズを入れたいと思い続けましたが、そこから3本目が釣れるまでまた長く、2本目から1時間後の10時頃に3本目が釣れてリミットメイク。
ただ、3本目は35cmくらいで釣れるサイズが徐々に落ちてきているので、場荒れしてきた感じがして、このまま続けるより、シーバスに狙いを変えて1本入替えたいと思い、表浜名湖を廻りましたが、その後シーバスからの反応はありませんでした。
今回の大会では順位の結果というより、前日に得られた情報からその時のキビレの状況にアジャストでき結果を出せたことに満足しています。ただ、シーバスについては、優勝堀さんや3位清水さんなど複数本のシーバスを見付け出して上位入賞している方々もいて、自分の力不足を感じました。今改めて考えてみれば、大会当日の潮位が異常に低かったことを感じながらも、狙うエリアを変えるなどの柔軟な展開ができなかったことが反省点です。
昨年の大会では、全戦その日の状況にはめる釣りが展開できずに不完全燃焼の試合ばかりでした。今年はもう1戦くらいはお立ち台に立てるように頑張りたいと思います。
Tackle Date
ロッド | S63L |
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リール | スピニング2500 |
ライン | PE0.8号 |
リーダー | フロロ16lb |
ルアー | オンスタックルデザイン ZZhead 1/4oz + マナティー75(アカキン) |
フック | がまかつ RBM6 |